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自閉症育児ちょっといい話【思いだすと笑える話】

我が家の自閉っ子は食べるのが大好きです。


朝食を食べ終わると、夕食は何かを聞いてきます。


食べるのが大好きなだけに、
食いしん坊エピソードがたくさんあります。


先日食べている姿を見ていた時に
突然思い出した話があり、
妻にその話をしたら、
二人で爆笑してしまいました。


思い出して笑えることっていいですよね。


その時は一生懸命でそんな余裕がないこともありますが、
振り返って笑えるって大事なことですよね。


なぜなら今の心が整うからです。


一番大事なことは今です。
今の感情が大事です。


自閉っ子は笑えるいい思い出を提供してくれるので、
ありがたい存在です。


あなたにもつらいことや大変なことがあるかと思います。


もちろんすべてが笑って流せることに
つながるとは思いませんが、
あの時がつらくても今が笑える状態なら
人生はそれでOKですよね。


まあそういうことで、
食いしん坊エピソードを読んでいただき、
あなたの心が整ってくれたらうれしいです(笑)。


食いしん坊の自閉っ子

我が家では兄がスポーツ少年団に入っていたので、
よく試合の応援にいっていました。


妻はチームのお手伝い、
僕は自閉っ子と遊ぶことがメインなので、
ほとんど試合は見たことはないのですが…。


たくさんのチームが来て試合したときなどは、
弁当持ちになり、1日かけての応援に
なったりすることもありました。


自閉っ子はいろいろなところに行って、
試合中は迷惑をかけてしまうので、
あまり近づかないで離れたところで遊んでいました。


試合が終わったので、グランドのほうに戻った時に
ちょっとだけ父兄の方としゃべっていたら、
自閉っ子がいなくなってしまいました。


「あれ・・・。」


一瞬の隙をついていなくなってしまい、
とても動揺しました。


でも、少しの時間なのでグランドから
出て行ったはずと分かっていたのですが、
とても焦りました。


グランドを見渡してもいない…。


妻をみつけ、自閉っ子がいないことを伝えると、


「何やってのー。」


二人でプチパニックでした。


他のチームはテントを出して、昼食を食べていました。


そのテントの中をよく見てみたら


自閉っ子がいました…。


他のチームのテントの中に入りおにぎりもらおうとしていました。


ダッシュでそのチームのところに行って、
「ごめんなさい。」と言ってテントからだしました。


そのチームの方も気づかないくらい、
上手に溶け込んでいました。


多少の癇癪はありましたが、
持参したおにぎりを渡すとご機嫌になり、
おいしそうに食べていました。


もっと食べたかったのか、
先ほどいたテントのところに行こうとしたので、
慌てて引き留めて僕の分のおにぎりを渡しました。


兄のチームの方たちも優しいので、
色々とおかずをくれたのでご機嫌になり、
幸せそうにしていました。


おいしそうに食べている姿は、いつでもかわいいです。


これだから、いろいろとあげてしまうんですよね。
ジジババの気持ちがよくわかります。


少しすると、お菓子を食べ、夕食もしっかり食べ
食いしん坊は満足な一日を過ごしたのでした。


おかげさまで今ではわがままボディに育ちました(笑)。


おしまい。


では、また!

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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