同じ星の違う場所に生まれて

わたしと会ったことがある方は特に驚くと思うのですが、こう見えてわたしは真夏生まれの獅子座です。

あらかじめ言っておくと、誕生日を間違えて戸籍に登録されて嫌な思いをした母から生まれた子なので、誕生日が間違っていることはきっとないと思います。

自分でも夏生まれっぽいとは全然思えないし、わたしより獅子座らしい獅子座の人を片手で数えられないくらい知っているので、獅子座っぽくないなあとも思います。

明るくて、元気で、ぱっと周りを照らす太陽みたいにエネルギッシュな獅子座。常に主役として注目されて、ポジティブ思考なのも特徴です。

なんて書かれている獅子座の特徴どれもが、わたしから遠い形容ばかりです。

だからどんな星座占いを見ても最近は「あー、あの人っぽいなあ。でもわたしはちょっと違うんだよなあ」と誰かを想像してしまうし、やっぱり人類を12種類に分けたくらいじゃわたしのことは占えないよなあ、と思う気持ちもあります。

わたしはどこの星のライオンなのでしょう。

しかしながら考えてみると、幼い頃から今みたいな性格だったわけではないし、自分が主役でいたかった時期も子供の頃にはあったんだと思います。ポジティブ思考だったとしてもそれをへし折られる数々の事象があったことは覚えているし、長い年月を経て今の性格になってしまったんだろうなあ。

それとも、一方的に見えている獅子座のあの人と自分を比べているから自分が獅子座っぽくないだけなのでしょうか。


王道の獅子座から離れた場所にいるわたしだけど、本当はもうちょっと獅子座っぽく生きてみたいと思うことも、あったりするんですよね。



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