いつもご機嫌ではいられないけれど
"ご機嫌でいる方法"とか"いつもご機嫌でいるために"みたいな本や特集を見ると、心がうっと拒絶してしまうことがあります。
わたしの気分の初期設定は人より低いみたいなので、"元気"とか"ご機嫌"とか、そういう状態であることが少ないです。常にテンションは低め。人より気分や機嫌に関する設定のベースラインが低い分、世間一般ラインのご機嫌になるためには相当な事象が必要となります。「わたしのテンション上げさせたら大したもんだよ」みたいな。
(※その割においしいものを食べたらすぐテンション上がります。)
だから「いつもご機嫌でいるなんて無理じゃい」と思っていたんですね。常に上機嫌でいることはわたしにとってはすごく難しいし、もはや自分が機嫌いい状態ってどんな感じかわからないのだから。
一方で、機嫌が悪い人はそれだけでコストだと思われることは理解しています。自分はテンション低いくせに周りの人の機嫌にめちゃくちゃ左右されるタイプの人間なので、機嫌が悪い人といると「もうやめてーーー!ひとりでやっててーー!」と強く思っちゃうんですよね。自分勝手なのですけれども。
最近もそういうことがあって、一緒に仕事をしていた人の機嫌が数日間めちゃくちゃ悪かったんです。その人の気分が浮き沈み激しいことは元々理解していたし、元気なときはとっても元気なのですが、機嫌悪いときは手のつけようがない。仕事に支障をきたすレベルだったので「別にいつもご機嫌でいなくてもいいから、せめて機嫌が悪い状態だけはやめてくれ〜〜〜」と強く思ったんですよね。
そのときに気づいたんです。
ああ、別にいつもご機嫌でいる必要はないのか。機嫌悪い状態でいなきゃいいのか。って。
これまで「自分の機嫌は自分で保つ」と主張していた人たちだって、別に常にご機嫌るんるん♪でいろとは言っていなかったし、勝手にご機嫌でいなきゃだけど自分はできないからと負い目を感じていただけだったんだな、と思い直しました。
機嫌が悪くなりそうになったら修正をかけてニュートラルに戻す。
あ、それならできそうだわ。
ということで、これからもわたしは「いっつもご機嫌♪」ではいられないかもしれないけれど、自分の機嫌が悪くなりそうだったらその事象や相手と適切な距離をとったり、時にはスイーツという魔法に頼ったり、好きなものを好きなだけ摂取する特効薬を使いながらも、自分の機嫌がそれ以上悪くはならないようにいつもの低めのテンションを守っていこうと思います。
おやすみなさい。
読んでもらえてうれしいです!とにかくありがとうと伝えたい!