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7月の終わりの日に
7月の終わりの日に
命に危険を感じるような猛暑や酷暑が続いている。
連日に亘り、各地からは熱中症になって救急搬送される報道、命を落とす報道が流れ込んでくる。猛暑や酷暑の恐怖は他人事ではない。
その一方でWeb上では『昔はこれほど気温が上がらなかった』『いや、記録を調べてみると、それほど変わりはない』と両論が交わされているが、自分自身の感覚では昔の夏に比べて変化したと感じる点がある。それは『朝はまだ涼しく、夕方や夜になれば気温が下がって涼しくなる』という点だ。
今から35年から40年前の小学生時代、夏休みに入ると親や親戚、クラス担任から『涼しい午前中に夏休みの宿題をしなさい』と言われたものだ。エアコン(冷房)も午後の数時間だけ稼働させるだけで暑さを凌げた記憶もある。
しかし、今は朝の寝起きから暑さを感じるほどの気温を記録し、また、午前中からエアコンを稼働させるが普通になった。下手すると、1日中、エアコンを稼働させているご家庭があるかもしれない。
そう考えると、夏の季節は体に負担が掛かる暑さが1日に長時間に亘って続くことになり、その分だけ体力を消耗し、その結果、熱中症に掛かる危険度も高まる。ちょっとした体調不良でも油断をすれば、熱中症に掛かることも十二分に有り得る。
『夏を楽しむ』という気持ちは僕にもあるが、その気持ちの裏に命の危険性が存在するということも忘れてはいけないぁ、と自分自身を戒めている。
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