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意味の広い言葉には注意が必要

言葉の定義が異なると、なかなか話がかみ合わない。そして人によっていろいろな意味で使えてしまう言葉は注意が必要。

「~を整理する」「~を調整する」などの言葉は使いやすいけれど、具体的に何をすることか曖昧なこともある。意味が広かったりいくらでも解釈できるような言葉は、深く考えずに使えるから便利だけれど、実はその場を適当にごまかすのに都合がよかったりもする。

例えば、今日やるタスクとして「~を整理する」と言ったとき、その結果として何かアウトプットがあるのか。再度資料を読んでもう一度理解を深めるだけかもしれない。「調整させてください」は、「こっちの事情を説明するからこちらの要望を受け入れてほしい」ということかもしれない。

「わかりました」と返事をしてしまうけれど、本当には伝わってないことは往々にしてある。「それって具体的にはどういうこと?」と聞き返すと、めんどくさい人と思われるかもしれないので、適当にごまかしているだけかもしれないという気持ちを理解して突っ込んで聞かないこともある。

自分の場合も、都合が悪いときは便利な言葉に逃げがちだと思うので、ほかの人が使っているときに気になるのだと思った。自省。