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HRトレンドワードに騙されるな

流行り言葉、多くないですか?

人事労務の仕事は、間接部門の仕事としては結構移り変わりが激しくて、どんどん新しいことが出てきます。

最近だとどんな言葉があったかなーと思って調べてみました。

テレワーク
テレワーク継続かどうかの岐路、自社における「働き方」ポリシーを明確化した上で方針検討が必要だ。

DX人材
DX人材は外部採用から内部育成へ、社内育成/リスキリングの進展が期待される。

人的資本経営
決して新しい概念ではない人的資本経営、今必要なのは日本独自の人を生かす経営の実践である。

パーソル総合研究所「2022-2023年トレンドワード」
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/hito/trendword2022.html

若干、聞いて久しい感じもする言葉ですが、確かに良く聞きます。

他にもこんな言葉が。

個の覚醒
全国採用
アクションアクイジション
創造性
組織文化資本
キャリアオーナーシップ
二律背反の共生
セルフウェアネス
ウェルビーイング

パーソル総合研究所「2022-2023年トレンドワード」から一部抜粋
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/hito/trendword2022.html

「あ~、わかるわかる」な言葉もあれば「ん?なにそれ?」な言葉もありました。

結局何が言いたいんだろうか?

よく上司とも、人事労務界隈って本当に新しい言葉に敏感な人が多くて、こういうトレンドに対して常にアンテナを張ることは大事だって話しています。
新しいことをどんどんと取り入れようとする人事パーソンも多いです。良い意味でも悪い意味でも☆パリピ☆な人事パーソンは多いです。これ自体はいいことだと思っています。

そういった人たちが多い業界だからこそ、新しい言葉がどんどん出現しているっていうのもあるのかなぁと。

で、こういう業界の流れを私自身どのように捉えているかというと、

これらの言葉、結局何が言いたいんだろう?

と斜に構えて捉えていたりします。
あぁ、なんというひねくれた野郎だ(笑)

本質的なところって、何も変わらなくない?

というのも、新しい言葉って、すご~~~~~く突き詰めると

  • 会社が成長するために、

  • 優秀な人材を採用して、

  • 従業員に気持ちよく働いてもらい、

  • 最終的に社会に貢献する

ということに他ならない気がするからです。
いや、もうこれ、働くことの本質じゃん?と。

単に、トレンドワードって、この本質の一部分を切り取ってフォーカスしているだけだと思うんですよ。

もちろんこれらのトレンドワードに潜む背景、内容などは参考になるものは多いです。私も参考にしつつ実践しているものもあります。

ただ、トレンドワードに踊らされ、上っ面だけの対応だけにならないようには気をつけたいところですね。

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