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就職/転職活動に悩むみなさんへ

先に結論を書きます


二つ以上の選択肢を自力で見つける(=決めるのは自分)
その上で自分の意思で決める(=モノサシは自分で持つ)

前のめり

突然ですが「これ、やりたくないなー」みたいな"少し嫌な思い"をしたことを思い出してください。
おそらくそれは「人が決めたこと」だったり「周りに流されて」決まったことではないでしょうか。

人に言われて何かを学ぶ、流行りだしたから何かを始めてみる。これらが続かないにもかかわらず、自分が「やりたくて始めたこと」は不思議と続くものだったりします。そして次第に前のめりになっていきます(前のめりになれる仕事、いいですよ!)

情報は集めるよりも減らすほうが大変

就活は情報戦、とよく言われます。
ある広告担当の友人から聞いた話ですが人は1日に5000以上の広告情報を目にするそうです。

就職、転職に関する情報は本当に数多あり、真偽わからぬような情報に溢れています。さらには友人知人、そして家族からも「アドバイス」という形で情報かインプットされていくものです。

「情報の取捨選択」をしないと、時間だけがどんどん過ぎていきます。
その中で何が自身にとって大切かを意識して「情報を減らす」努力をすることが必要になります


減らした上で、次にやることは、友人から聞いた話、ネットで見た話、親から聞いた話‥など溢れる情報や選択肢の中から、「意思決定に必要な情報を整理する」過程に入っていきます。

その時、何を信じるのか。

自分で決めれば努力できる

人事採用に携わりはじめてから、数千人のレジュメや面接、そして行き先を決める意思決定に幾多も関わってきました。

その後、充実して活躍している方の共通点は

その意思決定を自分でしているか

の、一点に尽きます。

世の中の評判や、家族、周りの友人たちの話を聞くことは決して悪くはないし、いいことでもあります。が、一方で「自分で決める」という行為は、人のコミットメントをかなり高めるものです。

世の中のほとんどの情報は「人から見た世界」でしかない

だからこそ、自分の目線、価値観、「人から見た世界」とのズレが何なのかを認識しておく必要があります。

私は人事採用の仕事をしていることもあり、学生(や、時にはその親御さん、就職課の先生、採用に悩む企業の人事担当など)から就活の相談を受けることが多いです

よくある”二項対立”に

大企業vsベンチャー
就社vs起業
進学vs就職


などがありますが、そのどれもが答えがない、誰もが悩みがちなものです。答えがないのだとしたら悩む時間がもったいない。なぜ悩むのか?その理由は「誰から見ているか、により見え方が大きく変わる」からです。

誰のための就職ですか?

自分の人生です。「誰かから見た自分」ではなく「自分が見たい世界」に目を向けたいですよね。


たくさん悩もう、そして自分で決めよう

職業柄、本当に数多く相談を受けますが、その時心がけているのはなるべくfactに基づき、感情ではなく論理で話すようにしています。

なぜなら最後の意思決定は、自分の意思でして欲しいと思っているからです。もし相談を受ける立場だとしても、私ができることは「情報の整理」や「優先度の確認」です。ティーチングではなくコーチング的アプローチです。

決断の回数が人を強くする

「どうして母は強いのか。」これ、よく思うんですよね。親になって学ぶこと、本当に多いです。みんな強くなっていきます。それは多くの「決断する場面」に向き合い、決断をし続けているからです。

私が新卒から長く在籍した会社を出た理由の一つには「決断の機会を増やし」たかったからということがあります。

―――他の誰でもない自分のために、自分で決めた人生を



(※以前、別のblogプラットフォームに書いたものを編集の上、再掲しました)

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