Windowsの新機能の自然な声がTOEIC学習に活かせないか?
TOEICの勉強をしていると、英文を発声してほしいことが多々あると思う
様々な英文を読み上げるサービスがあると思うが、オフラインかつ即時に実行できたら、それにこしたことはない
Windows 11 2023 Updateで、「Added new natural voices for Narrator」が追加されていたので試してみる
準備
設定 > アクセシビリティ > ナレーターを開く
「ナレーターを使用する」 > 「ナレーター」をオンにする
「ナレーターを使用する」 > 「ナレーターのキーボードショートカット」をオンにする
「Windows キー+Ctrlキー+Enter キーを押してナレーターのオン/オフを切り替える」が有効になる
オフの仕方がわからないと、何か操作するたびに読み上げられて混乱するので、キーボードショートカットを覚えておいた方がいい
「ナレーターの音声」 > 「自然な声を追加」で声を追加する
以下の3つを追加してみた(Naturalが付いている)
Microsoft Aria (Natural) - English (United States)
Microsoft Guy (Natural) - English (United States)
Microsoft Jenny (Natural) - English (United States)
「マウスとキーボード」 > 「ナレーターキー」を「無変換とInsert」に設定
読み上げてもらう
Windowsに付属するメモ帳アプリが、ナレーターに対応して、テキストの内容を読み上げてくれる
メモ帳に英文を入力する
「Windows キー+Ctrlキー+Enter」でナレーターをオンにする
これだけで読み上げがはじまることもあるが、キーボード操作が必要になる
操作するたびに、読み上げられてしまい混乱するので、キーボードショートカットを覚える必要がある
以下がナレーターを起動した様子、現在の位置が矩形で表示されるので便利
キーボードによるナレーターの操作
ナレーターのキーボード コマンドとタッチ ジェスチャに操作方法が書かれているが、すべて把握するのは大変
今回の用途では、以下だけ覚えればよさそう
ナレーター + Esc:ナレーターの終了
Ctrl:読み上げを停止する
ナレーター + I(ナレーター + 上方向キー):現在の行を読み上げる
ナレーター + C:ドキュメントを読み上げる
※「ナレーター」は「無変換キー」(変更可能)
感想
ナレーターの操作は癖がある(人によってはブラウザを起動する方が早いかもしれない)
ちょっとした確認ならば使えそうだ、自然ということだが、違和感を抱くことはある(長い時間、聞くのは苦痛に感じる)
Google翻訳の読み上げ機能とさほど違いは感じなかったMicrosoftのNaturalの方が聞きやすい(後ほどまとめなおす)
TOEICの実際の音声と聞き比べてみて、TOEICの音声が、いかに美しい音なのかを改めて実感した
人間の違和感を感じる能力もすごい(簡単には騙されないようにできている)
今後、もっと人間の声に近づくと思う
期待する一方で、人間にとって脅威であるとも言える
現状、自然な声は、プログラム(C#、PowerShell)などから使えないようだ、それについては別途まとめる