プーさんはTOEIC対策になるか?
TOEIC体験記マンガ「問9がとけないん」
第2話「プーさんはTOEIC対策になるか?」
とくとりさんからのメッセージコーナー
トリックによるTOEICの対策について
英語能力が低いときは、藁にも縋る思いで、トリックによる(小手先の)対策に走りたくなる
それも一つの手段だ
(それしかないと思えるくらい、どこから手を付けてよいか悩む)
2時間、勘だけで塗り絵をするよりか、例えトリックだとしても、考えて解いた方が楽しい(2時間の塗り絵は耐えられない)
TOEICの得点があがれば、楽しくなり英語を学ぶ機会が増える可能性がある
英語関連の友達ができる、進学、留学などの機会に恵まれる、給与が増えて英会話教室に通えるようになる、英語を使う部署に異動、など
トリックによる対策もひとつの手段だが、トリックが使えなくなったとき、「試験の問題が難しくなった、もう受けたくない、もう英語に触れたくない、英語は楽しくない」という思考にならないように注意する必要がある
1年間の英語の聞き流し
1日、数時間、1年程度(1,000時間程度)、英語を聞き流しただけでは、おそらく変化は感じられない
ましてや、TOEICの点数が伸びる可能性は低い
TOEICの点数を伸ばすことが喫緊の目的ならば、対策に特化した書籍やWebサービスを利用する方がよい
1年もやったのに、何も成長しない、自分は能力が低い、自分には向いていない、と思い込まないように、他の人の経験の情報を得ることが重要
どんなに小さなことでもよいので、変化に気づく、成長を実感することでモチベーションのキープにつなげる
1年聞かけて「Oh, Bother.を覚えた!」、「英語の耐性がついた!」、「TOEICを受ける自信につながった!」などでもよいと思う
おそらく、10,000時間(早ければ5年)くらいで変化を感じられるので、どのように継続するかを工夫する必要がある
パッシブな学習だけだと10,000時間でも足りない可能性があるが、おそらくどこかでアクティブに学ぶ意欲が湧いてくる
「Rumbly in my tumbly.」から学べること
映画などで英語を学ぶ場合、造語、韻を踏む、スラング、言葉遊びなどに出会うことがある
直接的なTOEIC対策になる可能性は極めて低い(得点を伸ばすという目的においては、逆に作用することさえあると考える)
プーの台詞の「Rumbly in my tumbly.」は、Weblio英和辞書では、「お腹がグーグーいってるよ」と記されている
tumblyが辞書にない上に、rumblyとtumblyと音が似ていて、どっちがどっちなのか混乱する
rumble(ゴロゴロ鳴る)とtummy(おなか)という単語を知っていれば、なんとなくわかるだろうが、両方知らないと混乱必死である
映画による学習は、「なんとなく、こういうことかな?」と「曖昧を許容する心の余裕」を持つ訓練にはなる
TOEIC Part 2で似た音が続いた場合、「似た音だから不正解と判断する」のではなく、「似た音が出てきても混乱せずに理解できるかを確認する機会にする」くらいの心の余裕がほしいところだ
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