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湿布をちゃんと貼ってくれない妻

ギックリ背中になった。

ギックリ腰は有名だが、背中の筋肉がアレすることをギックリ背中と言う。

私は、左の肩甲骨の辺りの筋肉がクセになっているためか、繰り返しギックリしてしまうのだ。

なお「左の肩甲骨」というキーワードは今回大切だから、覚えていて欲しい。

ギックリ背中はとても痛いので、サロンパスなどの湿布を貼る必要がある。

当然、1人では貼れない場所なので妻に貼ってもらう。結婚して良かったことのひとつだな。

朝、仕事に行く準備をしている途中で、寝室でまだ寝ている妻のところへ行き、湿布を貼ってくれるよう頼む。

妻はまだ寝ぼけているが「んあー??じゃあこっちこいや」と言うので、私は背中を向けて近づく。

「どっち?」と言われるので「左の肩甲骨近くに2枚お願いします」と答える。

背中越しに、妻の寝起きのおぼつかない手つきが伝わってきて、私は不安になる。

そして不安は的中し、なぜか右側に湿布が貼られる。逆だ。

逆である旨を伝えると「ちっ、こまけーな」と悪態をついて、ペリペリと剥がし、今度は左側に貼る。


その後、やけにチクチクするので、鏡越しに背中を見てみると、物凄くシワがよって貼られている。

もちろん、貼ってもらっておいて文句は言えぬ。

だがチクチクするのは嫌なので、自分で剥がして、何とか自分で出来る範囲で新しい湿布を貼り直す。そしてため息をつく。

自分で背中に湿布貼る便利グッズとか、ないですかねえ。

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