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#3 発見!自由への道

前回までのあらすじ

人生に選択肢をもつべく「自分業」についてぼんやり考え始めた私。
プロローグとして所属しているコミュニティWBH(ウェルビーイングハブ)での壁打ちの取り組みを経て、いざ「自分業」をつくろう!と仲間達とスタートを切り、自分史を作って強みや価値観を発掘してきました。

#1で発掘した強み:乗り越えなくていいように他の道を探す視点
#2で発掘した価値観:知らないなんてもったいない


そういえば人生でお金と時間を使ったかも

前回「人生でお金と時間を使ったこと」という問いに対して出てきた事柄と、その根底に流れる価値観について考えたものの、よく考えてみたら王道にお金と時間を使ったこともあったな…と気付きました。

・建築設計の夜間学校に2年間通ったこと
・放送大学で半期「民法」の授業を受け、単位を取得したこと
・簿記3級、簿記2級を取得したこと

仕事と子育てと資格試験とか終電まで働く毎日で夜間学校とか、時間捻出も大変で真っ先に出てきてもおかしくないのに全然出てこなかったのが私としてはすごく私らしいんですけど、ここはなんで時間とお金をかけたのかというと「選択肢を持つため」です。(あっさり)

目の前に来た時選べるようにしたい

建築設計の学校に行ったのは、新卒で入社した会社で28歳を迎える頃でした。
毎日終電ダッシュもしくはタクシー、タクシーならいっそ飲んでから帰るか〜という生活で、今はいいけど10年後同じ仕事の仕方は無理だなと思って、ここ以外の選択肢を持とうと思ったのがきっかけです。

営業でお客様にも恵まれていたのですが、恵まれすぎて次第にもっとその人たち自身のために何か役に立ちたいと思うようになり。
人生の大きな買い物は家、車…と考えていって建築なら手に職もつくし、ずっとやってきた課題解決の思考も役に立つと思った、という安直な理由でした。
(あと仕事しながら通える、費用的にも出せるおもしろそうな学校がたまたまあったというのもある)

結果として「やってみないともったいない」精神を発動して建築設備設計の事務所に転職しましたが、当初は「学校は行くけど転職するかは未定」でした。
いずれ転職したくなるかもしれないから、駒として持っておきたい。という感じ。

「民法の単位取得」も「簿記取得」も同じ。
実家が税理士事務所なのですが、訳あって事務所を継ぐ可能性が浮上した時があり。
私は外国語学部卒で法律はやってこなかったし、事務所勤務や関連業務の経験もないのでそもそも「試験を受ける資格」がなかったんです。

いや、わかってますよ?
今から税理士なんてなれるわけないんですけど、それでも受験資格すらないのは気持ち悪いというか。
そういう可能性の消し方は嫌だったんで、とりあえず必要単位だけ取っとこう。となりました。
(ちなみにやってみたら全然頭に入らない!こりゃ税理士なんてムリムリ!と単位取得とともにその可能性を潔く捨てましたね。笑)

簿記については、税理士(父)がムリなら屋台骨(母)の代わりになるパターンを持っとこう、で取得。
(民法よりは楽しかった…!前日まで赤点だったのに試験で過去最高得点が出せてラッキーでした!)

結局今現在で事務所を継いでるわけでもないんですけど、いざとなったら発動できる選択肢がある。というのが私としてはとっても大事なんです。

選択肢があるって自由だ

人生のゴールとして「何不自由なく暮らすこと」を10代の頃から掲げているんですが、私にとっての自由は「選べること」。

イマココタイプなので将来の目標とかも具体ではないんですが、だからこそその時選べる自分であることがとっても大事。
使うか使わないかは関係ない。選択肢を手にしているかなんです。

逆にイマココでいるために選択肢になりうる可能性は消したくない。
結局日の目を見ることがない資格かもしれないけど、私には必要なものだったということですね。

今回発掘した軸:目の前に来た時に選べるように選択肢を持っておく

と、確固たる行動の軸を発掘したところで、今回はここまで。

次回!「視界が悪化!濃霧の航海」

楽しみにしてくれよな!(CV.野沢雅子)
R.I.P.鳥山明先生


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