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#7 分解せよ! で、壁打ちって何をするの?

前回「トライアル完走!見えてきた景色は?」と悟空が予告したのですが、予定を変更してお送りいたします。(ニュース風)
というのも、まだトライアル完走してなかったので…計算ミスというか…ごにょごにょ

(気を取り直して)前回までのあらすじ

人生に選択肢をもつべく「自分業」についてぼんやり考え始めた私。

プロローグとして所属しているコミュニティWBH(ウェルビーイングハブ)での壁打ちの取り組みを経て、いざ「自分業」をつくろう!と仲間達とスタートを切り、自分史を作って強みや価値観を発掘してきました。
濃霧に苛まれるも、その後の航海で「”相棒型”の壁打ちサービス」というテーマが降臨。さっそくモニターをお願いし、実行したのが前回でした。

#1で発掘した強み:乗り越えなくていいように他の道を探す視点
#2で発掘した価値観:知らないなんてもったいない
#3で発掘した軸:目の前に来た時に選べるように選択肢を持っておく
#4で発見した光:強みや価値観が喜ぶ取り組み方を考えよう
#5で降臨したテーマ:”相棒型”壁打ちサービス
#6で自覚した効果:第三者の視点を入れると気づけることがたくさん


「引き出す工夫」はどんなところ?と聞かれて

前回のnoteを読んでくれた仲間から「こんな風に引き出す工夫をした」という話が聞いてみたいよ、という話をいただいて気づいたこと。
引き出す、というのは相手の中にある何か心の声であったり、気づいていない想いだったりを「引き出す」ということだと思うけれど、私が壁打ちをする時は、そもそも「引き出そうと思ってない」

クライアントの中に答えが眠っている、こともあるけど、それだって結局道を彷徨っていったら入り口に戻ってたという程度の話であって。

じゃあどういうことをしているかというと、単純に外から第三者の目で見て不思議に思うことや、いいと思うこと、引っかかることなんかを「なんでそうなんだっけ?」と解き明かしていって、組み合わせられる”情報”にしていく作業をしていたりするな、と。
それが場合とかテーマによっては「引き出す」形になるのかもしれない。
私がコーチングではない、というのはこういうところ。

壁打ち=着想×収集心×戦略性の全部盛り

折良くモニターご協力いただいたここはるさんから「なつみさんの”言葉”はどうやってでてくるんですか?」と聞かれたのもあり、もう少しこの「壁打ち」における私自身について考えてみようと思います。

壁打ちと言いながら、いわゆる指針になる言葉を見つけることもあれば、もうちょい具体のアイデアを出すこともあります。
だから毎回入口もコースも出口も違うのが壁打ちのおもしろいところ。

ヒアリングシートでもらった情報をもとに事前に疑問・つっこみ・良い・ふしぎ・これいいかも、みたいな思いつきをメモしてから壁打ちを行うのですが、これは情報を磨いていっているというフェーズなのかなと思います。

私は情報を多く持ち(収集心)、俯瞰してみて要素を組み合わせる(着想&戦略性)のが得意なタイプ。
なのでまずは情報・情報・情報!!!です。

なるべく構成要素をわかるようにしたい。
背景を知って文脈を理解したい。
こういう思いがめちゃくちゃ強いです。

アイデアとは0→1ではなく、組み合わせ

ジェームス・W・ヤングさんという方が「アイデアの作り方」という本で【アイデアが生まれる原理】をこう説いています。


  1. アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである

  2. 既存の要素を新しい一つの組み合わせに導く才能は、事物の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きい


2については「才能」と言っていますが、日々の過ごし方・物事への向き合い方で訓練できるものでもある、と以前受けたセミナーの講師の方はおっしゃっておりました。

私は自分の得意がたまたまアイデアを生みやすいタイプだった、という感じですね。

そもそも私は0→1が苦手なので、さっさと既存の要素同士の組み合わせ方面に行っちゃいますが、結構「アイデア」というと0→1じゃないといけない、と思いがちという罠もありますよね。
今までにない新しいものじゃないといけない、みたいな。
「新しく見える、新しいと感じる」組み合わせを作り出す、を目指すとちょっと気が楽になるかも?

基本的にモヤモヤっとしている時は情報粒度が粗いので、分解して磨いて並べて、ちょっと遠くから眺めてみると良いかもしれません!
要素が大きいとボヤッとしがちなので。

もしそれでも「うーん、何も見えてこない…」という場合は、ぜひ壁打ちを試してみてくださいね!(頑張ってサービス化するぞー)

と、調子に乗って宣伝ムーブを挟んだところで、今回はここまで。

次回(こそ)!「トライアル完走!見えてきた景色は?」
今度こそ楽しみにしてくれよな!(CV.野沢雅子)


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