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公文健太郎写真展『眠る島』/ KUMON Kentaro "Nemurushima"

開催概要

出展作家 / Photographer: 公文健太郎 / KUMON Kentaro
会期 / Dates:October 7th - October 29th, 2023
Venue map:東京建物八重洲ビル ステップテラス
入場料 / FEE:無料 / FREE

瀬戸内海の四国と本州が最も接近する海域に、大小28の島々からなる塩飽(しわく)諸島。そこに浮かぶ島のひとつが本展の舞台となる「手島」です。最盛期は800人ほどいた人口も、現在は16人。ゆっくりと眠るように暮らしを閉じていく手島の光景に、命のサイクルと美しさを見た公文が捉えた風景は、都市空間の中にどのような時間をもたらすのでしょうか。

公文健太郎 <眠る島> 2022

出展作家のご紹介

<写真家>
公文 健太郎(くもん けんたろう)
写真家。1981年生まれ。ルポルタージュ、ポートレートを中心に雑誌、書籍、広告で幅広く活動。同時に国内外で「人の営みがつくる風景」をテーマに作品を制作。近年は日本全国の農風景を撮影した『耕す人』、川と人のつながりを考える『暦川』、半島を旅し日本の風土と暮らしを撮った『光の地形』などを発表。最新作は瀬戸内の島に起こる過疎化をテーマに写真集『眠る島』としてドイツのKehrer社から出版。2012年『ゴマの洋品店』で日本写真協会賞新人賞受賞。

アーティストトークも開催

【公文健太郎 × 秋山剛 × 小髙美穂】『眠る島 - 島を通してみる、現代における人の心と暮らし』

内容:「人の営みがつくる風景」をテーマに作品制作を続けてきた公文健太郎。本フェスティバルでは、昨年ドイツの出版社Kehrerより刊行された、写真集『眠る島 THE SLEEPING ISLAND』の作品を八重洲通+八重洲仲通仮囲いにて展示しています。香川県丸亀市にある離島・手島の、伸び伸びとした豊かな風土と、その中で日々暮らしてきた住人を真っ直ぐと写し出している本作。現在その美しい島には16人が暮らす静かな集落が一つ残るだけ。一体、この島にはどのような時間が流れているのでしょうか。ゲスト登壇者として、精神科医で、世界精神保健連盟次期理事長でもある秋山剛氏を迎え、手島の実状や、生活する場によって変化する人々のこころのあり方を、島の暮らしを通して読み解きます。

登壇者:公文健太郎、秋山剛、小髙美穂
開催日:10月7日(土)14:00-15:00

会場:
1.東京ミッドタウン八重洲 5階 スタジオ(東京都中央区八重洲2-2-1)
*オンライン(クラウドファンディング限定で後日配信)

チケット料金:1,500円(税込)
チケット購入(Peatix):https://t3-specialtalk2-20231007.peatix.com


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