Clubhouseを高音質化、BGM、効果音環境を手に入れた私の備忘録
2月から招待をされて招待ミスやトラブルがありましたがなんとかクラブハウスを始め、現在は【方言クラブハウス】を不定期で開催しています。
しばらく遊んでいて思ったのですが音楽を流したり演奏をしたりする方の部屋はそもそも音質がお世辞にも良いとは言えません。聞けるレベルというだけでノイズや途切れなどもあるのでやはり所詮は音声チャットで色々な人と飽きるまでお話ができるそれだけのアプリか・・・と、ここで終わってしまいがちですが。実は音質を上げたり、BGMや効果音を入れたりもできます。
可能性を求めて色々自分と同じような事を考えておられる方々の記事などを拝見して自分の中でこれだ!と思える一番しっくりきたセッティング方法が見つかったのでその原理や仕組みを記録も兼ねて紹介します。
このセッティング方法を熟読して環境構築をすれば家で本格的なラジオ番組やデモレーターとして音響担当をしてみたり、まだまだ産まれたばかりのSNSなので可能性は無限大です。ここで差別化できればきっと本格的なラジオパーソナリティーをされてる方や有名人が遊びに来てくれる夢のビックルームになるんじゃないかと思ってます。
①BGMを流す環境を作る【iRig 2 を使用】
まずclubhouseでは録音などを禁止している事もありUSBを使用した音声入力機器を制限しています。つまり日頃PCで配信などしてる方はマイク環境があってもスマホにマイクやPCをミキサーへつなぎUSB経由で読み込ませることができません。筆者が拝見した記事にもありましたが、一番ややこしいのはラジオや、生配信といった一方通行とは違い、クラブハウスは【他のスピーカーの声も同時に聞かないといけない】という点です。
しかし、その願いを叶えてくれる夢のようなオーディオインターフェースがこの
IK Multimedia iRig 2 ギター/ベース用モバイル・インターフェース
です。わかりやすく説明すると音楽再生デバイスと自分のマイクをミキサーに接続して出力しながら、会話の入力音声はちゃんとモニタリングしてイヤホンで聞くことができるデバイスです。配線図は下図参照。
②必要環境を作る為に準備する機材
・IK Multimedia iRig 2 ギター/ベース用モバイル・インターフェース
・PCなどBGMや効果音を再生する機材
・マイク(筆者はsE Electronics X1 S STUDIO BUNDLEを使用)
・ミキサー(筆者はYAMAHA AG03を使用)
・イヤホンまたはヘッドホン(筆者はaudio-technica ATH-A500Z)
・Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
・iPhone
・各種接続ケーブル
※一部Amazonリンクを含む
③IK Multimedia iRig 2を使用した配線方法
・マイク→ミキサー配線…マイクケーブル(マイクに付属したケーブルを使用)
・PC→ミキサー配線…RCA フォン 変換 プラグ+RCAオーディオケーブル 1.2m (3.5mmオス - 2RCAオス
・ミキサー→RCAオーディオケーブル 1.2m (3.5mmオス - 2RCAオス+ステレオミニプラグ→ステレオ標準プラグ変換プラグ 3.5mm(メス)⇔6.3mm(オス)
④配線方法がわからない人向けの説明
・マイク→ミキサーの配線をチャンネル1につなぐ
・PCのスピーカー端子からRCAオーディオケーブルを接続→変換プラグを接続してミキサーの配線のチャンネル2につなぐ
・ミキサー→IK Multimedia iRig 2の配線を変換プラグに差し込みiRig 2のギターアイコンにつなぐ
・iRig 2のヘッドホンアイコンにヘッドホンをつなぐ
・iRig 2にLightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタをつなぐ
・iPhoneにつなぐ
⑤費用
・2~4万ぐらい(iPhone本体、PC、通信費は除外)
【内訳】※機材はピンキリなので予算や好みによります
・マイク(1万~2万)
・ミキサー(1万~2万)
・配線ケーブルや接続プラグ(2000円~3000円)
⑥できること
・BGM・効果音、タイトルコールなどの挿入
・ボリューム調整
・ソフトを利用して自由自在に音が出せる
・高音質化
⑦メリット
・似たカテゴリの部屋やライバルとの差別化
・部屋がより番組よりな環境になり品質向上
・ラジオのようなエンターテインメントな演出が可能
・タイトルコールやアウトロ演出ができるので個性が出せる
⑧デメリット
・無料ではない
・初期投資が必要
・専門的な知識やノウハウが必要(ここは、このnoteを全て読むことで半分以上が解決できると思っています。)
・寝転がった態勢などではできない
⑨実際の使用環境
ここまでくればClubhouseの相手の音声は聞こえる状態でこちら側の音が流せるようになります。ただし自分の流したBGMや音声をモニターするのには【もう1つアプリをiPhoneに導入する必要があります。】
⑩自分の声やBGMや効果音をモニターする
それが無料アプリの「Mic Room LE」です。
iPhone、iPadでお使いいただける高品位ながらも簡単操作のマイクロフォン・モデリング・アプリです。 外部マイクロフォンやiPhone / iPadの内蔵マイクで入力したサウンドを、まるで高品位なスタジオ・マイクロフォンで集音したサウンドのように変えてしまいます。
これを併用する事でClubhouse側の自分の声やBGMのモニターが問題無く聞けるようになります。
・バックグラウンドで稼働させる
このアプリは右上のメニューから「setting」を選択して「Background Audio」をONにすればクラブハウスを起動しながら機能するので必ずONにしましょう。
Mic Room LEのダウンロード
以上の事を全て実施すればきっと今より10倍クラブハウスを楽しめりようになるので是非参考にして頂けると幸いです。
【購読者限定特典】
購読特典として以下のフリーソフトウェアの紹介と使い方の説明を記載しています。筆者も愛用しているclubhouseを使っている時に使用する便利なソフトウェアなのでBGMや効果音を自由自在に操作したいけどどれを使ったら良いかわからない…と思った方は是非使ってみて下さい。
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