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シティ・ヌールハリザ: Dato' Sri Siti Nurhaliza "The Power of Your Love"

世界の歌姫たち」という我ながらベタな名前だなと思うマガジンを作って、愛している女性シンガーばかりを週1で投稿していこう、と先月に衝動的に始めたが、今回はその第6週目、マレーシアから、シティ・ヌールハリザ (Dato' Sri Siti Nurhaliza)だ。

まずは、YouTube にあがっている Kuasa Cinta Mu - The Power of Your Love を視聴してほしい。美しい。

ため息しかでない。少し目に涙が浮かんできた。

シティ・ヌールハリザを知ったのは、割合最近なのだが、最初に聴いた一瞬で惚れ惚れ、一発でノックアウト、ぞっこんだ。声ものびのびと明るく力強い。いつ聴いても元気づけられる。

2020年のアルバム、"Manifesta SITI 2020" はバラエティに富んだ構成で彼女の魅力をたっぷりと堪能できる。上に紹介した "Kuasa Cinta Mu," "Takhta Dunia" も収録されている。


1996年のデビュー盤もいいし、2枚目も大ヒット。そして、彼女が大歌手としての地位を確立したのは、伝統曲を歌った1997年の3枚目のアルバムだそうだ。マレーシアにおけるソロ歌手の最高売り上げ記録を作ったということである。(Wikipedia)

このアルバムは、私としたことが聴いていなかったので、今、じっくりと聴いている。

伸びやかな力強い声でゆったりと歌い上げる一曲目もいいし、哀愁を感じるタイトル曲の "Cindai" もいい。20歳前とは思えない堂々とした歌いっぷりだ。これから長く愛聴盤になるだろう。

とはいえ、最近のアルバムは、ポップでさらに美しい。2021年の "Legasi"もいい。 お子さんの声も入った Interlud もかわいらしいし、そしてメドレーはいろいろな曲を楽しめる。


先週、YouTubeに何本かスタジオライブが上がっていた。

Cinta (チンタ)は日本語で「愛」。愛があふれるマレーシアの歌姫。

愛してる、としか言いようがない。


[2022/2/8 追記]

もともと、マレーシアの女性シンガーをもう一人シーラ・マジッドについても書いていたが、少々誤りがあったのと、新たに書いた次の記事とダブるのでシーラ・マジッドに関する部分は削除した。


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