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シュレヤ・ゴーシャル:Shreya Ghoshal "Hari Ha Majha"

「世界の歌姫たち」という我ながらベタな名前だなと思うマガジンを作って、愛している女性シンガーばかりを週1で投稿していこう、と先月に衝動的に始めたが、今回はその5週目、インドのシュレヤ・ゴーシャルだ。

知ったのは割合最近、2008年のアルバム "Majhi Gani" に出会って以来で、これがもうずっと愛聴盤である。とにかくその笑顔と歌声に魅せられてずっと癒されている。

伸びやかな声もリズムもしなやかで、柔らかい。一曲目の "Hari Ha Majha" は、ほんとに癒される。金曜日の仕事の後味の悪さで少しイラっとした気分の週末の朝に聴くと効果てきめんだ。

インドといえば、歌と踊りが楽しいボリウッド映画であるが、その歌はプレイバックシンガーと呼ばれる歌手が歌うのが通常だということだ。シュレヤ・ゴーシャルも、プレイバック・シンガーだ。インドの映画はほとんど知らないけれども、最近では、 映画 Mimi のサウンドトラック、Param Sundari - Eternal Beauty, がYouTubeのビデオクリップで視聴できる。

2021/7/16に公開されて1か月後の8月27日で、1億回超の視聴数。。。すごい。3か月後の今チェックしてみたら、すでに2億回再生だ。

さすが映像もゴージャスだ。

そういえば、私がプレイバックシンガーというのを最初に知ったのは35年前で、その人はとてつもないレコーディング数をこなしていたはずだった。不覚にも名前を忘れていたのだが、今回この記事を書くために調べてみた。少し苦労したがみつけることができた。ラタ・マンゲシュカル (Lata Mangeshkar) その人だ。1942年に始まり70年以上にも渡るキャリアの中で彼女は、1000曲以上の映画用音楽を録音しているということだ。

アルバムの数も多すぎるし、語るほど知っていはいないので、どれをシェアすべきか、おおいに迷ったが、26曲入りの "Masterworks" がよいかもしれない。

発声や節回しなど、シュレヤ・ゴーシャルがラタからのインド歌謡の伝統にのっていることがよくわかるだろう。

それにしてもインドの歌謡はいい。明るいし、しなやか、高音で豊かな声量もまま伸びていく声が何度聴いても飽きない。

Berklee Indian Ensembleとのライブも素晴らしい。

シュレヤ・ゴーシャルのアルバムもたくさんありすぎて、とても紹介しきれるものではないが、"Super Hit Songs"も聴いてほしい。これも一曲目からノックアウトだ。

そういえば、1984年生まれでまだまだ若手、今年(2021年)の5月にご出産、おめでたい。これからますます活躍するだろう、20年後、30年後が楽しみな歌姫だ。

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