【week 0】ブラジリアン柔術はじめました
はじめに
本記事はブラジリアン柔術について扱いますが、契約している道場との契約の都合上、具体的なテクニックや技については記載いたしません。
本記事の画像は生成AIを用いたものも含まれます。
今回は私のお気持ち的内容がメインになります
あいさつ
こんにちはt2.micro(てぃーつーまいくろ)と申します。
2024年6月から始めたブラジリアン柔術と、それに伴った生活の変化について、
自身のモチベーション維持
格闘技やフィットネスに興味をお持ちの方への情報共有
これから何かを始めようとする人への後押し
をするべく、noteで記事を書くことにいたします。
記事を読みやすくするために、まずは私のメタ情報を紹介します。
about me
年齢 : 29
性別 : 男
職業 : プログラマー
家族 : 既婚、2歳の子供が1人
スポーツ歴 : サッカー(20年間)、フィジーク(3年間)
※直近2年間は運動習慣なし格闘技経験 : なし
身長 : 175 cm
体重 : 75 kg(やや肥満型)
要約すると、過去は運動していたが、現在は家事・育児・仕事に追われる運動不足のぽっちゃりアラサーです。
なんとなくイメージつきましたでしょうか?
ここからはブラジリアン柔術を始める決意と、初めて体験したレッスンまでを記事に起こします。
why ブラジリアン柔術
この年齢になり、家族や仕事を持った上で新たに何かを始めるということは、想像よりも容易ではありません。
特に格闘技経験ゼロの人間が格闘技を始めるというのは大きな決断になります。
実際、私も興味を持ってから初回体験クラスを申し込むまでに半年もかかってしまいました。
最終的に決断に至った動機を3つに分解して共有します。
動機1 : 自分はこのままで良いのか?
子供が生まれてからの2年半は家事・育児・仕事をしつつ、可処分時間はソシャゲとSNSに費やしていました。
疲れているから、まとまった時間がないから、特に目標がないから…とダラダラ過ごしながら身も心も順調に肥えていきました。
数年前はフィジーカーを目指して日々トレーニングと栄養管理をしていたのですが、コロナの影響でジムが閉鎖になり、コンテストも中止になった影響でモチベーションも尽き果て、追い討ちをかけるように結婚→子供の誕生と流されるように堕落しました。
このままでは流石にマズイと思いつつ、何も変わらないという状態に高いストレスを感じ、何かしなきゃ!と常に焦っていました。
そんな時に、ふと目にしたのが家の近所にあるブラジリアン柔術の看板でした。
動機2 : 子供を守れるのか?
昨今、幼い子供が犠牲になる事件や、不法移民による傷害事件に関するニュースを度々耳にするようになりました。
それらの事件は元々存在していたと思いますが、子供が生まれてから目につくようになったのだと思います。
何も起きないのが1番ですが、万が一、自分の子供が被害を受けそうな時に身を守れるのか?
(するかどうかは別として)仇討ちできるのか?
という疑問に対して、現時点では自信を持って「可能である」と答えられないのが現状です。
シンプルな強さが足りないことが課題だと認識していました。
また、自らが強くなることで娘に身を守る術を教えられるようになるのではないか?と考えました。
動機3 : 目標がほしい
30歳も目前になると大抵の人は人生の目標を見失います。
学生時代は部活や進学といった目標があり、
社会人序盤は会社で成果を上げたいという野心がありました。
しかし、社会人生活もある程度経過すると刺激がなくなります。
ガイアの夜明けやカンブリア宮殿で見るような刺激的なビジネスシーンは存在せず、大抵の仕事は単調な日常に吸収されます。
家庭を持つとさらに丸くなり、自分の人生が図鑑コンプ済みの初代ポケットモンスターのように感じられるようになりました。
なんでも良いから生活に刺激が欲しいという欲求が湧いてきました。
最大公約数
ここまで上げた動機を言い換えると
心身を変えられる
強くなれる
刺激がある
3点が要件として挙げられます。
これらを満たす最大公約数は格闘技しかないでしょう!
とのことで、たまたま近所にあるブラジリアン柔術道場に入会することにしました。
体験クラス申し込み
道場のホームページを調べてみると、
ざっくり
基礎クラス
実践クラス
no-giクラス(道着を着用しない)
その他諸々
と複数のクラスがあったのですが、全くの初心者の私は基礎クラスに申し込むことにしました。
家庭や仕事の調整や、葛藤諸々のせいで初めて申し込みフォームを見てから半年が経過しましたが、妻の後押しもあって無事に参加表明することができました。
いざ道場へ
申し込んでから、初参加までは約2週間のリードタイムがありました。
この2週間の間は特別な準備やインプットをすることはなく、普通の日常を送っていました。
前日になり、急に期待と不安とブラジリアンが込み上げてきて、ほぼ一睡もできませんでしたが、すっぽかすワケにも行かず渋々道場へ向かいました。
Googleマップを参考に道場へ向かうと、そこは少し古びた雑居ビルでした。
期待と不安とブラジリアンを胸に細い階段を登り、扉を開けると白を基調としたマットのフロワが一面に広がっていました。
初めて参加したクラスは休日の朝ということもあり、参加者は10名以上いました。
中には屈強な外国人が複数人みられました。
正直
「めっちゃ帰りてぇ…」
と思いました。
その場で簡単な挨拶をして立ち尽くしていると、奥から先生がやってきて施設とクラスの説明をした後にレンタルの道着を渡してきました。
こうなったらもう逃げられません。
大和魂を見せつけてやる!
と心の中で気合をいれつつ、道着に着替えました。
帯の結び方などは体育の柔道で習っていたため、なんとかなりました。
体験開始
定刻になり、全員で挨拶をすると早速スタートしました。
まずは「エビ」という動きでフロアの端から端まで移動です。
たまたま偶然、過去に読んだ漫画「1・2の三四郎」で「エビ」を知っていたため見よう見まねで乗り切ることができました。
それから受け身や、後転などの準備運動を一通りこなした後、組み稽古が始まりました。
その日はチョーク(絞技)のレッスンだったのでした。
先生とベテラン生徒の実演の後に実践するのですが、
「全く分かんね」
というのが素直な感想でした。
ペアになってくださった生徒さんの丁寧なレクチャーのおかげで一通りこなしたのですが、
相手を掴む位置や角度、身の置き方で上手く絞められるようになり、なんというかとても新鮮な知識を得られたように思えました。
武道や格闘技を全く知らない私からすると、何もかもが新しく、奥が深いなぁと感じたのを覚えています。
その後スパーリング(実践稽古)に入ったのですが体験の私はそこからは見学でした。
組み合いをしている生徒さん同士を観察していたのですが、何が行われているのか全く分からず、なんか難しそうだな…という感想しか残らなかったです。
あと屈強な外国人は怖いな…と思いましたが、それで挫折するわけにもいかないと自身を奮い立たせ入会する旨を先生に伝えました。
いずれ、
大会にも出てみたい
娘にも護身術を教えたい
という気持ちが芽生えたところで、体験クラスは終了しました。
体験クラス終了後
慣れない動きと運動不足による体力低下で全身がヘロヘロでしたが、無事に乗り切ったところ、子供達がフロアに雪崩れ込んできました。
基礎クラスの後は子供たちの教室が始まるようです。
自分が教えるより、娘がもう少し大きくなったら道場に入会させたら良いじゃん…
と思いつつ、帰路につきました。
さいごに
こんな感じで、私の柔術家生活はスタートしました。
今回は内面や感想がメインの内容でしたが
次回以降は
稽古を通じて発見した課題
課題を解決するための実践したこと
を軸に記事を書いていくため、具体的なトレーニング方法や生活を落とし込んだ内容になります。
フィジーク経験を活かしたフィットネスに関するコンテンツも増やしていくため、何かの参考になれば幸いです。
次回、初めてのスパーリング
乞うご期待
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