【デッキ紹介】飽くまで天使
こんにちは。
まんきちです。
呪術廻戦終わりましたね。
お前がいないと寂しいよ。呪術廻戦。
呪術廻戦、そして芥見先生を信じぬいた日々はかけがえのない時間でした。
芥見謝々
そういえば、この前ふと思いついたネタ置いておきます。
名古屋とか香川とか交通マナー悪いと噂のところにいくときに使ってください。
なぜ1年間も記事を書けなかったのか
気づいたら約1年ぶりの記事になってました。
このデッキまだ残ってます。
一番のお気に入り。
このときから中身もそこそこ変わってて、Ver.2の記事もいつか書きたいですね。
それはそれとして、
なんでこんなに間空いちゃったんだろうって考えてたんですけど、デッキ紹介記事に求めるクオリティ、そのハードルを自分自身でかなり上げちゃってました。
よく目に入ってくるデッキ紹介記事って、デッキもおもろくて、テンポのいいボケもあって、練りに練られてて、なおかつ読みやすくて、、、
そういうの多いじゃないですか。
(まあだからこそ拡散されて目に入りやすいってのはあるんですけど)
そういうのをたくさん見るうちに多分、無意識下で「自分もできる・書ける」って思っちゃってるんですよね。けどいざ筆をとると全然書けない。
そのイメージとのギャップで一回辞めちゃっていつの間にか再開するきっかけ逃してる、みたいなサイクル繰り返してました。
スラムダンク読んでたらダンクシュートできる気がしてくるけど実際できなくて落ち込む現象あるじゃないですか。あれと同じです。
テニプリ読んでると1人でダブルスできる気がしてくるじゃないですか。あれと同じです。
それでなかなか手が伸びなかったんですけど、遊戯王と関係ない友人と遊んだりする機会が集中して少し離れたとき、「せっかく好きなことやってんのに、そういうことで悩んだりするのなんか違うか」とふと思い直し執筆を再開しました。
本記事からは心機一転。
大好きな遊戯王について、少なからず発信ができることに感謝して自分らしく書いていきます。
レリーフおじさんになりました
いきなり脱線するぞ~
紹介記事は書いてなかったですが、Youtubeに動画上げ始めました。
レリーフとか初版とか海外版とかいろんなカード紹介してます。
見てくれている人は本当にありがとう。
まだの人は良かったらいつか見てね。
デッキのはなし
ようやく本編です。お待たせしました。
記事は書いてませんでしたがデッキはずっと作ってました。
まずはデッキレシピ
《堕天使アスモディウス》のデッキです。
地球上の男は思春期を経て、堕天使という言葉を聞くと脳汁が出るように調教済みなのでこのカードを嫌いな人は存在しません。
僕ももれなくその一人で、気づけば家に大量のアスモディウスが発生しており、デッキにしてみるかーと思い立ったわけです。
アスモディウスをどう使うか
みんな知ってると思うけど効果載せておきます。
まず①の効果ですが、
名称ターン1が無いとか起動効果であるとか少し違いはあるんですけど、《宣告者の神巫》の使い勝手が良すぎて、①の効果を主軸にするのは途中で諦めました。(というか諦めるのが遅かったからめちゃくちゃ遠回りした)
次に②の効果ですが、
こういう唯一無二な効果ってテンションあがりますよね。
しかも「自分フィールドのこのカードが破壊され」なので、ルール効果による破壊でも起動します(強制なのでタイミングも逃さないし、ターン1もない)
~回想~
「こいつ装備して装備解除の破壊でトークンたくさん出したらおもろいかもな。これはデッキやで!」
~回想おわり~
これが呪いとなって彼はこの後一年間、毎日アスモディウスに悩まされることになります。
紆余・曲折
そんな感じで方向性はすぐに決まったのですが、ここから今の形になるまで1年ぐらいかかりました。
最初のデッキレシピはこれ
【やりたいこと】
①《海造賊ーキャプテン黒髭》でアスモディウスを装備した海造賊を出してトークンたくさん出したい
②《失楽の堕天使》を使ったコンボでフィニッシュしたい
【ダメだったとこ】
コンボ達成までとにかく時間かかる
そんなにトークン出ない
モンスターを装備化するカードって(今でこそ混沌魅惑いるけど)めちゃくちゃ少なくて、そもそもコンセプトが無理あった気がしてます。
ただ、ちょっとうまくいくことが何回かあったりで、なかなか割り切れずにただただ時間だけが経ちました。
何はしゃいでんねん。
転機
そんなこんなで全っ然うまくいかなかったこともあり、デッキはほとんど解体、その瞳は虚空を見つめ、怠惰な日々を過ごしていた僕に転機が訪れます。
夏の鼓動が聞こえ始めた7月、
中川礼二・オブ・アビスが発売されました。
そこに収録されたこのカード。
急に簡単に装備できるようになって戸惑いはありましたが(無い)、これ幸いとアスモディウスの再構築に着手しました。
このあたりでアスモディウスの①の効果・失楽コンボ、そして春の穏やかさにも諦めをつけることができ、②の効果に特化したデッキを目指すことにしました。
デッキの概要
再びレシピ
【やりたいこと】
《混沌なる魅惑の女王》でアスモディウス装備してトークン量産→《黎明の堕天使ルシフェル》降臨
【基本的な動き】
※初動も特に無く、引いてるカードで動き決めていくので時々によりますが大体こんな感じ
①前半
《赫焉竜グランギニョル》でアスモディウス・ガルーラ・ライオット・アルビオンらへんを墓地に貯めつつ、《赫聖の妖騎士》で魅惑の女王に、アルビオンで烙印に触りにいく。
②後半
前半にかき集めた烙印・魅惑の女王で盤面広げつつ、アスモディウストークンを使い《赫の烙印》でルシフェル降臨。堕天使罠などで詰めていく。
各カードについて
①堕天使アスモディウス
《混沌なる魅惑の女王》や《赫の聖女カルテシア》の存在から引き得カードになったので当然の3積み
こんな盤面になったりもする(負けました)
②混沌なる魅惑の女王
本デッキのキーカード。神。カジュアル御用達。
アスモディウスだけじゃなく、《共鳴の翼ガルーラ》を装備してドローに変えたりと器用。
アスモディウスに名称変更して、堕天使罠のコストに→トークン生成の動きがお気に入り。
③赫の聖女カルテシア
序盤のグランギニョル出力用だけでなく、カルテシアの効果でルシフェル出したりもする。
召喚権使わずに魔法使い1体増やせるので、《黄金の魅惑の女王》が出しやすくなったりもする。
④ヴァレット・リチャージャー
《黎明の堕天使ルシフェル》や《黄金の魅惑の女王》再出力用。
アスモディウスは墓地からSSできないので対象外です。バカ。
⑤トイ・パレード
ご褒美枠(後述)
《黎明の堕天使ルシフェル》の打点の高さを活かすために採用。
また中盤以降は召喚権余るので、《終末の騎士》や《デスピアの道化アルベル》回収したり。
⑥烙印劇城デスピア
サーチできる融合カードとしての役割と、アスモディウストークンと《黎明の堕天使ルシフェル》をスイッチするための役割。
加えて《灰燼のアルバス》が墓地にいると除去しても盤面増えたりして結構強い。
⑦天威無崩の地
これいいでしょのやつ。
アスモディウストークン+《天威無崩の地》がめっちゃくちゃ強い。
この組み合わせだけは初期からずっと残ってるぐらい好き。
⑧堕天使罠3種
《堕天使イシュタム》でコピーして使うこともあるけど、アスモディウス装備した混沌魅惑をコストに発動したい。
妨害打ちながらトークンで盤面伸ばせるのが革命的でした。
墓地にあれば終盤のイシュタムでの詰めにも使えるしいいカードです。
※EXデッキは変わり種いないので割愛
終わりに
形になってほんとよかったです。スリーブからカード抜いて放置までいったので、混沌魅惑の情報が出た時はめちゃくちゃ嬉しかった。
アスモディウスをいい感じに使えるデッキになったんじゃないかな~って思ってます。(装備されては破壊されての繰り返しなのはすまん)
デッキ名はきょうさん(@kyo_ashita_a)に命名いただきました。
「悪魔かつ天使」「飽きるまで天使」「(堕天したけど)あくまで天使」
色んな意味があってめちゃくちゃ気に入ってます。ありがとうございます。
このデッキは色々と紆余曲折がありましたが、遠回りしたのが結果的に自分のデッキ構築観にいい影響を与えたと思ってます。
最近は41枚でデッキを組むように心がけているのですが、これはアスモディウスでの失敗を教訓にしています。
僕の場合、60枚まで裾野広げちゃうと「○○と△△でシナジーがある」「実は××と△△でこういうコンボも想定」「加えて、◇◇には隠されし解釈が…」みたいに、色々なカード採用するだけして結局デッキとして破綻するみたいなことになるのがめちゃくちゃ多くて、今回もそれで失敗したので誓約と制約を課すことにしました。
41枚で組むことでもちろん自由にできる枠が少なくはなるのですが、不自由の中にどう自由を見つけて、それを如何にしてまとめられるかみたいな経験・思考が今の自分には必要かなと思った次第です。
ちなみに40枚ではなく41枚なのは、「40枚に納めたそなたに褒美を授けよう」のご褒美枠です。それぐらいの蜜はあってもいいよね。
あとがき
突然ですが、みなさん気持ちの折り合いってどうつけてますか???
冒頭のはなしにも重なるんですけど、カジュアル界隈に身を投じて約2年、「今の俺には無理だな〜」とか「まじかーすげー」とか思うことがめちゃくちゃ増えました。
表面積が増えてるので当たり前なのですが、この気持ちって劣等感と表裏一体じゃないですか。なのでどう折り合いつけるかってめちゃくちゃ大事だなって。
みんなはどう向き合ってるんでしょうか。
こういう話ってオフ会の最中とかではなかなかしないので、また別の吐露できる機会がもっとあったらいいなあと最近思ってます。
例えば、仕事終わりとかに飲みだけ行くとか。
遊戯王観だけじゃなくてそういう人間観・価値観が見えるの好きなので、自分で機会作っていきたいですね。
そんなこんなでもう今年の終わりも見えてきました。
来年はまた別の誓約と制約を課してデッキ構築に挑めれば。
今回もそうですけど、僕は「このカードをエース・主役にしたい」からしかデッキを組めない人間なので、「これとこれでこういうことができる」みたいなことをたくさん出せる人ほんと尊敬します。
システムからデッキを組むというか、コンボからデッキを組むというか。
そういうことができるようになったらもっと楽しいだろうなーと思うので頑張りたいですね。
あとがき2
最近、深夜に全裸でプールに入る機会があったのですが、偶然撮影された後ろ姿がソイツそっくりでめちゃくちゃ面白かったので気になる方は連絡ください。
長くなりましたが、ここまでのご拝読に最大限の感謝を。
さようなら。
堕天は俺だ