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一寸の虫にも五分の魂の回
「クワガタが生息する木は次のうちどれでしょう!」
隣の席から突然発せられたその言葉に、私は呆気に取られた。
そう、それは私が小学4年生の夏、10歳の頃である。
私は平成生まれだが、昭和でも令和でも、きっと男子が一度は通る道、「虫取り」。
かくいう私も例に漏れず、虫取りが好きだった。
近所の空き地に行ってはバッタを捕まえて
ダンゴムシを拾っては転がして
カラスアゲハを見つけては追いかけ回し
「クワガタが生息する木は次のうちどれでしょう!」
隣の席から突然発せられたその言葉に、私は呆気に取られた。
そう、それは私が小学4年生の夏、10歳の頃である。
私は平成生まれだが、昭和でも令和でも、きっと男子が一度は通る道、「虫取り」。
かくいう私も例に漏れず、虫取りが好きだった。
近所の空き地に行ってはバッタを捕まえて
ダンゴムシを拾っては転がして
カラスアゲハを見つけては追いかけ回し