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札幌コスパ最強イタリアンランチのお話。
◎訪問先
リストランテカノフィーロ
北海道札幌市中央区南2条西1丁目8 アスカビル2F
http://www.canofilo.jp/
◎訪問シチュエーション
2021年7月。平日ランチ。
日頃からひとりランチは平気ですが、格式高いお店のひとりランチはお初。ちょっぴりドキドキしながら、予約時間ちょうどに到着。
1階のエレベーター前に「予約で満席です」のお断りが。人気店であることを伺わせます。
開店時間でもあったため、この日の1番客。
店員さんが温かく出迎えてくれました。
◎店内の様子
奥のソファ椅子席へと案内。丸み帯びた椅子のため、「個」の空間を感じられました。
昨今のこの状況下でもあり、ひとりでもあり、とても嬉しい配慮。
その後、続々とお客様が来店されますが、席を離して案内していたようで、ひとりであることを意識せずに過ごせました。
◎メニュー(正式なものではなく、記憶の範囲で記載します)
もっともリーズナブルなAコース 税込1,980円。
・アミューズ〜金美人参(※1)とオレンジのムース
ともに黄色の食材。上にクリームがのっています。
一口食べた瞬間「やられたー!」と衝撃を受けました。
人参の甘味とオレンジの酸味の相性抜群。
ムースのふわふわ感と人参・オレンジの食感のギャップが口の中で踊ります。
※1「金美人参」(旬の食材百貨より抜粋)
黄色い人参といえばコレと言われるほど広く栽培されているそうです。色が明るく、肉質がやわらかく、甘味が強いことが特徴です。
・パン(丸パン、ライ麦パン)、バターを添えて
丸パンの表面はザクザクとした食感。「これなんですか?」と尋ねると
『ポレンタというとうもろこしの粉ですよ』と優しく丁寧に教えていただきました。北イタリア地方で一般的な食材のようで、希少な白いポレンタを使用されているそうです。
「パン好きなんですよ〜」とか喋ってしまいましたが、「お代わりもできますよ」と、次はライ麦パンを持ってきてくれました。
バターはオリーブオイルと生クリーム入りで、クリーム状で、とても塗りやすい。オリーブオイルの風味が豊かに感じられました。自宅でも試してみたいなと思いました。
・前菜〜ヒラメと夏野菜のガスパチョ
ヒラメは道産だそうで、コリコリとした食感。とても鮮度が良いのでしょうね。
冷やした焼き茄子と夏野菜たっぷりのガスパチョ(※2)を、ヒラメで巻いて贅沢にいただきました。
※2「ガスパチョ」(wikipediaより抜粋)
スペイン料理とポルトガル料理の冷製スープ。暑さの厳しい地方や夏に好まれるそうです。
・メイン〜ズワイガニ、ズッキーニ、ブロッコリー、ミニトマトのパスタ
予約時に「リゾットとパスタ、どちらにしますか?」と聞かれて、パスタを希望。
お二人以上の際はどちらも提供されるようです。
色合いが緑で統一されていてとてもキレイでした。
緑野菜に合わせるため、ミニトマトも緑色。ミドリちゃん(※3)という品種だそうです。
※3「ミドリちゃん」(トキタ種苗HPより抜粋)
薄緑色で完熟するタイプのミニトマトで、外見からはおもいもよらない甘さとさわやかな酸味が特徴です。
・デザート〜ゴルゴンゾーラとアーモンドのセミフレッド。さくらんぼソースを添えて
5種類のデザートから1品選択。最近健康志向が高まり、毎日アーモンドを食べていること、チーズ好きですが、子供が小さく癖のあるゴルゴンゾーラには手を出しにくいことから、こちらをチョイス。
加えてセミフレッド(半解凍したアイスのようなもの。こちらも説明していただきました)ということで、暑いこの日にぴったりの一品でした。
ゴルゴンゾーラの癖のある酸味、さくらんぼソースの甘味と酸味、アーモンドスライスの食感を感じながら美味しく、美味しくいただきました。
このタイミングでコーヒーもいただき、幸せ感に浸っていたところ
「コーヒーのお供にいかがですか?」と生チョコ7種のサービス。
好きなものを好きなだけとのことでしたので、全部・・・と一旦答えましたが、お腹と見栄と相談し、マシュマロ入以外の6種類をいただきました。
◎総括
お時間締めて1時間ほど。
スタッフさんが非常に感じ良く、声をかけてくださり、優雅なひとときを過ごすことができました。
もちろん、味は抜群。一口目でその世界に引き込まれてしまい、最後まで幸せ感を感じながらいただきました。
このお値段でいただけける最高峰のサービスだと思います。ぜひまた再訪したいと思います。ごちそうさまでした。
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