最近のスケジュール

父が亡くなったと聞いた次の日から
ずっと忙しくて悲しむ時間が少なくて救われている。

14日 帰宅
15日 葬儀屋から連絡、警察から引き渡し、
   16時に葬儀場へ 父の服を取りに父の家へ
   そのまままた葬儀場へ服を渡しに行き
   21時ごろ帰宅
16日 遺品整理 午前:必要な物ピックアップ
        午後:家へ運び込み
17日 しまむらへスーツ買いに行く
   12時18時それぞれ遺品回収業者の見積もり
   父の物の片付け
18日 10時から重要書類など仕分け
   11時見積もり
   午後も引き続き書類整理
   

15日は約10年ぶりに弟と母とおばあちゃんが再会した。
16日はみんなで父の家の片付けをした。
それからお昼も同じく10年ぶりに弟を含めた家族とご飯を食べた。
案外母も弟も普通に話していたし、なんか不自然な光景でもなかった。

でも心の中で弟のことも母のこともまだ許しきれていなくて、イライラした。
父が発見されるまで、3日間ほど連絡を返してこなかった2人を完全に許しきれていなかった。

だから、強く当たったしまった。
いう必要のない言葉を口に出してしまうことが多かった。
弟は特に何も言わず、その場で堪えていたが
最後の最後で爆発したみたいで大喧嘩になった。

私は弟の親をお金でしか見ていないところが大嫌いだった。
結局父のことも心配はしていたけど、
自分で働く気もなく生活費から全てを父に頼っていた。
それを言うと機嫌が悪くなったことが最近もあったので
ここまできてまだ父のお金で生きていくんだって思って幻滅してしまった。
だから余計に腹立たしかった。

その日は何も弟は悪くなかったし、
むしろ協力的だった。
でも、感謝をされる弟を見て、
いやいや騙されないで、お金を繋ぐ為に来ているって言うのもあると思うな、って思ってしまっていた。

弟が憎くて消えてほしいと思った。
殺意が芽生えてあんな感情になったのは久しぶりだった。

なんで家族がこうなってしまったのか。。。
何度考えても誰も悪くないけど、みんなにも責任があったのかなあとか考えると分からなくなってしまう。

私の小学生5年生の時に急に出て行った父。
何も言わずに出て行った父のことは、その時特に興味がなかった。
でもなんで両親はどちらも何も言わなかったのか。

そうゆうのが多い。何も言わずに勝手に決めてこちらが後から悲しんでしまう。

歩み寄りたいけど、また裏切られそうな気がして
初めから諦めながら接してしまう。
だからなかなか心から話ができなかった。

今回こんな形でやっと家族が揃って、
私も久しぶりに母とこんなに会話をして、
思い出話がすごく楽しいし、笑いながら会話もしている。
父の話をしている時もここ最近は楽しい。

以前のように、自分自身を責めたり
悔やんだり、父に疑問や怒りが込み上げたり、
そうゆう感情は薄くなっている。

各手続きなど、しなければいけないことは膨大にあって
大変だけど、忙しいと気持ちも紛れる。

毎日夕食後に、父のお葬式やお部屋の掃除、
父の為に何かを考えることが楽しい。
でも20日の告別式への起動力で動いているけれど
いざまた現実を目の当たりにすると、
次は立ち直れるか自信がない。

来週にはまた東京で一人暮らしが始まる。
就活も始まる。
普通の日々に戻る。

戻れるのだろうか。

最近は父の元気だった時の写真や、
子供の頃の写真を見返していて、
まだどこかで元気な時の姿で生きている気がしてならない。
写真の中で楽しそうな父の姿を見ると、楽しい日が蘇ってきて幸せな気持ちになる。
全然悲しくない。不思議だな〜。

時間はかかるかもしれないけど少しづつ前を向いていきたい。


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