「未知なる生物界への扉!階段に現れる虫たちの謎解き」16 ”ハバチ”
あなたの住まいの階段を使って新たな冒険に出発しませんか?
私は健康のために階段を使っていますが、階段で目を凝らすと、ふと動く小さな虫がいることに気が付きます。そして昨日いた虫は何処かへ行き、別の虫が現れ、入れ替わっていくのです。
実はこの無機質な階段には驚くべき生命の多様性があります。
本記事では、私たちの日常生活に潜む小さな虫を探索し、階段に毎日現れる虫の正体に迫りたいと思います。
前回出現した虫はオカダンゴムシでした。
カプセルトイにも採用される、愛らしいダンゴ。
わざわざ1階に上がって来て、自己アピールでした。
今回の来訪者はどのようなムシに出会うのか。
いつものように階段を下りていくと、階段の擦りに青銀色に輝くメタリックな虫が目に留まりました。
甲虫ではない。ハエか?
うーん、少しスリムなハエ?
全く見当がつかないので、グーグル先生の力を借りることとします。
それらしいのは、ルリチュウレンジがヒットしました。
全く聞いたことのない文字列。
この虫は瑠璃色のチュウレンジのハバチという名前のようです。
ルリチュウレンジ(Arge similis)
ハチ(膜翅)目 ミフシハバチ科
ルリチュウレンジは、「瑠璃鐫花娘子」と書き、蜂の一種で、瑠璃色をした雌の成虫が花の茎を彫って卵を産み付けることに由来するそうです。
いや、漢字が難しすぎる。
ハバチと分類されますが、毒針はないようです。
近所にツツジが大量に植えられているので、発生源はそこなのかなと思いました。
幼虫はツツジの害虫としても知られています。
今回出会った虫はルリチュウレンジでした。
ほんとハエやアブかと思ってましたが、先入観を持ってはダメだと痛感しました。
次はどんな虫に出会うのでしょうか。
どんなふうにワクワクさせてくれるのか
次の来訪者に期待したいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
※虫の同定(自然科学で、分類上の所属を決定すること。)は本来難しいので、間違っていたらご指摘頂けますと修正しますのでコメント頂けますと嬉しいです。
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