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【韓国留学生の日常】韓国の大学の卒業式ってどんな感じ?〜ソウル大の卒業式の様子を紹介〜

韓国の大学も一応まだ夏季休業中ではあるものの(始業4日前ㅠㅠ)、昨日今日と、大学でとあるプログラムに参加して来た私。
その様子はまた後日お伝えするとして。

今朝大学へ向かう下山する途中、何やら人気と車通りが多いことに気づく。
この暑い季節にわざわざウチの山を訪れる人など、そう多くはない。ましてや、긱삼から수의대を通り越して경영대に降りる道に人が多いなんて、普段なら絶対にありえないじゃん?(身内ネタミアネ)

おかしい。

首を傾げながら少し歩を進めたところで、とある光景が目に入った。

韓国名物(?) 花束を売るアジュンマ。「アジュンマ」とは、韓国語で「おばさん」のこと。

そこで漸く気がつく。

そうだ、今日卒業式じゃん。

いかんせん自分にはまだ関係ないイベントだったが故、完全に忘れていた。(そういえば、キャンパス内がだいぶ前からそれ用に装飾されていたような...)

이 더운 날씨에 가운 입고 졸업식 나간다니 고생많으시네요... (この暑い日にガウン着て卒業式だなんて、ご苦労様です...)とか何とか思いながら目的地に向けて更に歩を進める途中、またとあることに気がつく。

卒業式会場、目的地の目の前じゃん🙃

どおりで前を行く人も後ろを行く人もみんながみんな私と同じ方向に歩いているわけだー!

そんなこんなで、せっかくなので韓国の大学の卒業式の様子を日本の皆さんにも共有しようと思い、写真を撮りながら目的地に向かうことに。


私が知る限り、韓国の大学では何処も(少なくともインソウルの大学では)、卒業式が1年に前期(2月)と後期(8月)の2回行われる。
韓国では、長期インターンや留学、男子学生の場合には兵役など、学士課程在学中に1度は休学する学生が多く、また、ダブルメジャーや再履修などの関係で超過学期(5年生1学期以上)まで授業を受ける学生も珍しくないため、卒業時期は必ずしも学事年度終わり(2月)とは限らない。
だからだろうか。前期と後期とで卒業式の様子に大差は見受けられない。

韓国の大学の卒業式と言えば、「ガウン」「学位帽」「花束」これら3つが欠かせない。

日本人として特にカルチャーショックを覚えたのは、花束の販売形式だ。
冒頭でお見せしたように、卒業式当日にはキャンパス内まで花束売りのアジュンマ(マッチ売りの少女?)がトラックでやってくる。それも、1組や2組ではなく、数十組単位で。
花束を受け渡す文化が日本より浸透している韓国。普段から街中で花束を売るアジュンマ・アジョシを多く目にするが、卒業式シーズンともなれば気合の入り方が違う。

花束だけでなく、カカオフレンズの人形まで。囚われのアピーチ&ライアン。

思い返してみれば、私が初めてソウル大のキャンパスに足を運んだ1年半前のあの日も、卒業式当日だった。オリエンテーションに参加するべく別のホールへと向かう途中、同じく花束を売るアジュンマたちの様子を、興味津々なキラキラした目で追った記憶。

当時のことを懐かしく思いながら歩いていると、目的地に到着。

卒業式会場は、71棟の総合体育館。

卒業式の様子で1年半前と異なったのは、会場周りの装飾が少しグレードアップしていたこと。

若干の既視感を覚える、「졸업을❤️축하해(卒業おめでとう)」のモニュメント。
階段までしっかり装飾。
新たな記念写真スポット。

ちなみに、卒業式の様子は大学の公式YouTubeチャンネルから生配信される。

午後6時頃、プログラムが終わり外に出ると、正門には尚も記念写真を撮影する人が多数。

ソウル大のシンボル、「샤」の形をした正門。

行きとは違うルートで帰っていたところ、こんなところにも卒業を祝う装飾が。

解放感に満ち溢れた表情で記念写真を撮影する先輩方と、我が子の門出を誇らしげに見守る保護者の方々の姿に、何だか私まで幸せをお裾分けしてもらった気分。

さて、私はいつあの真っ青なガウンを羽織れるのだろうか?果たしてその日は来るのだろうか?

...

ということで、ずはの冠岳山ひきこもり生活は今後も続く。

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