初投稿考。 (noteをはじめるにあたって)
なぜここにいるのか。
別に哲学的な命題ではないのであしからず。
自分は普段はX(旧twitter)やらインスタグラムやら個人ブログで気の向くままにどうしようもないことを書いたりつぶやいたりしているのだが、最近(と言うほどでもないが)少しずつ「note」という文字を目にする機会が増え、存在が大きくなりつつあるなぁと感じてはいた。
そして先日某朝の情報番組でそのnoteが取り上げられていたのを見て
「あぁ、これはきっと利用者がブワーっと増えるんだろうなぁ、フーン」
と若干斜に構えながら遠巻きに見ているつもりだったのだが、色々と関連したものを読んだり眺めたりしているうちにまんまと自分も始めてみたくなってしまい、まんまとアカウントまで作ってしまったし、今こうして投稿を始めようとしている。
ミイラ取りがミイラになるという言葉があるが、別に自分はミイラ取りであるつもりはなく、話題になっているものに対していつの間にか首を突っ込んだ挙句抜けなくなってしまうので、何ならミイラを包む紙の切れっ端くらいのものだと思っている。
とはいえこれまで色々なものに手を出した経験(と同じくらいの数、出したままで終わった経験)がある身としては、まず最初に考えるのが『これ(note)で何をしたいのか』ということである。
ある程度なにをしたいのかを考えておかないことには、モチベーションの維持など望むべくもない。
そもそも手を出しては出しっぱなしにしてきた過去がうず高く積み重ねられている時点でモチベーションとか宣えるような立場かということもあるが、ひとまず所信だけは表明しておきたい。ちょっと後に書く。
すずなすずしろと名乗ることにする。
X(旧Twitter)やらインスタグラムやら個人ブログやらで名乗っている名前をここで名乗ると、どこかで関連付けなければいけない気持ちが湧いてきそうな気もするので、全く違うユーザー名で書いていこうと考えている。
(note的にはクリエイター名というらしいのだが、クリエイターには多分なれないのでユーザーで居させてほしい。ダメなら追々どうにかする)
ただゼロからイチを産み出すのが致命的なことに本当に苦手な性分なので、ちょっぴり関連が無いとも言えないことはない、かもしれない、かな?
位の感じの名前でやろうと思う。
というわけで、すずなすずしろと名乗ることにする。
念のためにと同じ名前の人がいるかどうか検索をかけてみたら、バッチリいた。ごめん。
で、何を書くのか。
前置きが長くなって結局中だるみしてしまって後ろが尻切れトンボになるという悪癖があることは自覚しているので一応この辺りで本題。
note初投稿にあたり、すずなすずしろはここで何を書き残していくのかを考える。
当然高尚な文章やら論文やらを書くつもりはないしそもそも書けるとも思っていない。
『○○考』とか銘打っているからには過去の初投稿の歴史やら傾向やらなんやらかんやらを辿っているのでは、と期待している人には悪いが、そんなものはここには無い。ただもしかしたらちゃんとやっている人もいるかもしれないので、そういうのが読みたい人はそういうのを書いている人の所へ行って、ハートを付けたり記事を購入して熟読したりしてほしい。自分はやらない。
日常的なご報告的記録は各種SNSや個人ブログで充分なので(普段SNSでそれをやっているのかというと別にそういうわけでもないが)、何かこう、noteならではみたいなことはしてみたいなぁ、ということは考えてはいる。
どうせならエッセイくさく書いてみたくもあるので、自分の好きなものやこと、それに追随して苦手なものやことをほそぼそと書いてみたい。
今更気が付いたのだが、「やりたい!」「やろう!」とビックリマークが付くほどのド前のめりでやり始めて継続できた試しがこれまでの人生であんまりない。「やってみたいなぁ」「やってみるかぁ」くらいの緩やかなアクセルで発進した方が、何やかんやで長い距離を走れるのかもしれない。
ので、すずなすずしろのnoteのテーマは、
『好きなものや苦手なことについてぼんやり考えながら書いてみる』
とする。
幸いにも、年齢的にはもう『若い』の括りには入らなくなってきた(足の小指くらいは入っているかもしれないが)人生の中で経験したことや、広く浅く時々深めなところもある趣味興味関心から、書こうと思えばかけることはまぁまぁあるのでは、という気はしている。
人生経験の削りカスと、リアルタイムに膨らむとりとめのない考えを、きっと書いていくと思う。時と場合によって長かったり短かったり中身があったりなかったりすると思う。
そして多分、忘れたころに形になる。
「毎日書こう!」「毎週書こう!」は続かない。そんなに勤勉でもない。
毎日毎週こまめに更新しているクリエイターの方々には頭が下がる。上げ下げする程の頭も今の時点では形作られていないのだが。
細々と、ぼんやり続けていけるものになりますように。
初投稿の最後に。
「おっ、初投稿かどれどれ読んでやるか」と思ってここまで読んでくれた酔狂な人がいるかどうかはわからないが、もしいたとしたら嬉しく思う。
今後も気が向いたときに書かれたものを、気が向いたときにお付き合いいただけると幸いです。
最後だけ丁寧にしておく。
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