unity1week「回」に参加した記録と、思ったこと書きなぐり
2月3月の振り返りも兼ねての記事となります。
主にunity1weekのことと、その他いろいろ思ったことなどです。よろしくおねがいします。
unity1week「回」に参加しましたァ!
先月からunity1weekが開催されていましたが、今回も無事げーむを投稿することができました。結局unity3weekになってしまいましたが…。公開に勝る出さないはないと思うのでヨシ!
おなじく参加されたみなさま、大変お疲れさまでした!ゆーじさん2連覇おめでとうございます!やろうと思ってできることではないので本物の神です。新世界の神。計画通り。
評価は全然だったのですが、皆さまのあたたかいコメントで満たされたのでなんとか人間の形を保つことができました。どうもありがとうございます!
学びのほうは初めてTilemapというものに挑戦しました。めっちゃ便利ですね。ドット絵でのみ使う機能だと勝手に思ってました。思い込み大魔神。
わたしは今回いたって普通のゲームを作りました。いわゆるゾンビゲーの、ディフェンス要素を含むアクションゲームです。そういえば所謂(いわゆる)って漢字で書くと読めないので使わないでくれ~って思いますよね。思いませんか。いわゆる話の脱線。
作品内では武器ローテーションの機能が回転っぽいとか、パトロールマウス(巡回)とかが一応お題にかすっているのですが、システムがそのままテーマになっているわけではないので斬新さが土に埋まりました。
操作性は完全にPCゲームとして作ったので複雑になりすぎてしまい、こちらもゾンビにかじられまくりました。絵作りもいつものアイコン頼みで、雰囲気も普通だったので評価はあばばばば
武器の種類とか敵の種類とかもっと増やしたかったのですが、2月の最後くらいから思ったように制作時間が取れず、そのままずるずると提出が延びてしまいまあばばばば
はい。
で、評価が低いことを気にしないわけにはいかずガッカリなのですが、ちょっと踏みとどまって考えてみました。
「頑張ったときだけ評価してもらえる!」と思ってしまうと、しだいに「ずっと頑張らないと評価されない!」となってしまい、「結果を出さないと自分には価値がない!」「みんなに見放されてしまう!」というところに行き着くような気がします。
これだと病みコース一直線だと思うので、結果を出さないと見てもらえないだとか、フォローやいいねしてもらえない…などはまったく気にしないほうが健全なんじゃないでしょうか。
頑張りつづけるのは大事ですが、頑張りすぎるとしんどいし体が持たないので、1日に1時間くらい楽しくゲームを作って、それが完成してリリースして、5億DLくらいされて、気がついたら5000兆億万円稼いでた、くらいが丁度いいかな~と思います。
みなさんもそんなゆるふわな感じでうっかりゲームをリリースして、うっかり沢山ダウンロードされるのが精神的にも体力的にも良いんじゃないかと思います。ここまで美しい負け犬の遠吠えはなかなか無いんじゃないかな。
そう思って一人で泣いてたら、わたしが最も尊敬するゲーム開発者のひとり、じぃーま様がたのしいと言ってくださったので、嬉しくなって職場で急にそわそわしだして浮かれすぎて、上司に「きいてる?」って言われました。聞いてます!「たのしい」ですよね!?わーい!ぜんぜん聞いてない。
うれしいので唐突な宣伝なのですが、↓この『TimeMachine』というゲームはスマホゲーの中でいちばん面白いゲームだと思うので、皆さんぜひプレイしてみてください。未だにこれよりも面白いゲームに出会えてないほどです。
このゲームをはじめてスマホでプレイして、「この作品こんなに面白いのに私でも作れそうな感じ!わたしもゲーム作りに挑戦してみよ~っと!」となった私の起源のゲームなので一生推していきます。TimeMachineはいいぞ。寄生虫もパン屋もタクシーも爆弾娘も全部いい。
なんかめっちゃ脱線しましたが、今回のuntiy1weekはそんな感じでした。
今回いろいろ思ったことァ!
今回はじぶんが好きなゲームを作ろう!というテーマを持って挑んだので、開発自体は楽しくてとてもよかったです。「これ本当に面白いんだろうか病」に罹らなかったので健全なイベントとなりました。
で、unity1weekが開かれるごとに「ランク入りした!うれしい!」っていう声が50個くらいでてきて、その下で50個くらいの怨念がうめいてるわけですよ。「評価されなかった!」っていう。もちろんその他の大部分は「参加してよかった!」という声ですが。
そこで天才開発者のなっっっっっっつは~~~んさんのお言葉です。とても良いことを言っているのでいっぱい貼りますね。
言いたいこと全部いってくれたのでさすが天才開発者さんです。出したばっかりのゴルフゲーがキズナアイさん他のVtuberさんに配信で取り上げられてました。すごすぎる。
(※壺おじよろしくのマゾゲーです)
それでわたしの場合、パズルとか脱出とかはそれはもう全然興味なくって、そういえばパズルゲーがuntiy1weekでも増えたなぁと思ってうぼぼあぼぼなのですが、その反面これはいよいよスポーツだなと。
ゲームはスポーツなのでは理論ァ!
体を動かす人はスポーツなら何でも好きですよね。その下に特定のスポーツが好きな人が存在します。さらにライトだと観戦するのは好きという層。
お気づきだと思いますが、もはやゲームはスポーツと同じ位置づけだと思います。スマホアプリのDL数やSteam同接数からも分かるように、プレイヤーが増えて市民権を得、いよいよ好みがはっきりしてくる頃かなと。
ゲームの中でも特定のジャンルなら好きという人。野球は好きだけどサッカーはあんまり興味ない、というのはゲームにもそっくりそのまま当てはまります。このジャンルは好きだな~とか、このジャンルは興味ないな~とか。
ゲームを作るぜ!と言うのは簡単ですが、どのジャンルのゲームが果たして自分に合っているのか、どの競技に憧れて創作をはじめたのか、そのあたりを掘り下げてから制作をしていくことで色々うまくいくのかな~などということを思ったりしました。
みんなが遊んでいるから私も!などという遊ばれ方は特定のバズにのみ許されるスリーセブンで、そうでなければどの層に楽しいと思ってもらえるのかを企画段階できちんと説明せねばならぬ。ならぬのです。
自分が作ろうとしている競技は、果たしてプレイヤーがいるのだろうか?誰も作ったことのない斬新なゲームが、ただの誰もいない競技にはなっていないだろうか。そんなことが今回あたまをよぎりました。
スポーツの作り方ァ!
野球みたいに下手な人にも順番がまわってくるようにしたい!でも用具とか準備がたいへんなので、サッカーみたいにボールひとつで遊びたい…。そんなときにはキックベース!!
……みたいな、ジャンルの良いとこどりの上手なゲーム開発ができれば言うことなしなのですが、なかなかそうもいきませんよね。まだまだ試行錯誤です。え?キックベース知らない??まじ??
私なんか最初は「特定のジャンルのゲームを作ってしまうと面白くない!自分でジャンルをつくるぜ!」って思ってました。これが良い方向にいけば結果がついてくるのですが、おそらく大部分がそうではなさそうな気が今ではしています。
ただよく言われる「ゲーム作りはターゲットを決めるのが大事!」という部分は、スポーツに置き換えるとわかりやすいかなって思いました。その競技の人気があるなら、ユーザーはかならず存在するよね、という。
たとえば「脱出ゲームをつくろう!」ということなら確実にプレイヤーはいるみたいですが、逆に「ゲーム作りをするぞ!」って思ったあとから「何をつくろうかな」って考えるのはガバガバすぎて、競技者が誰もいないスポーツを作ってしまう可能性があります。
それが超超超おもしろゲームなら良いのですが、そんなことはプロでもごくまれなので難しいです。何も考えずにゲームをつくってしまうと、結果的にもともと誰もいない場所なのに「遊びたい人この指とまれ~!」とか言ってる残念な人になっちゃいそう。あまりにも悲しすぎる。
あとは「自分が面白いから必ずユーザーが存在する!」っていう理論はよさそうですが、ちょっとだけ怖いので、もう一人くらい「私もこのゲームは超面白いと思うし、なんならお金を出す!」って言ってくれる存在を見つけたいところ。
いずれにせよ、ジャンルの流行りと自分の好みが合っているのか、作っているゲームはマイナーな競技なのかどうか、ということはよく考えてから企画していきたいなと思いました。
ようやくターゲット云々の話が自分のなかで腑におちました。やったぜ。
終わりにァ!
ハイパーカジュアルは当たれば青天丼だとか、そういう愛のない小さな企業がなんとなくゲーム開発に手を出しては消えていくムーブが散見されるのを見て、私もうっかりそうなってしまいそうだなと最近思いました。
彼らはお金に対する愛があるので、場合によってはうまくいくと思います。ただ私は同じことをしてもきっとお金に対する愛の力で負けてしまいそうだなって。ふだん道端の雑草食べて生きてるので。ゾンビも真っ青な食生活。
じゃあどうしようかなと思ったときに、やっぱりジャンルへの愛が力になるのかなと思ったんです。
もちろんゲームそのものではなく、それに付随する知識だとか世界やキャラクターだとか、そういったものに対する愛でも良いと思います。
それがそのジャンルのゲームを作ったときに、多くの人に刺さるものになるのではないでしょうか。ゾンビ好きだからゾンビゲーつくるぞ!みたいな。リアルな馬への愛があるからウマ娘がひろく受け入れられてるように。
自分が作ろうとしているゲームは、競技者が果たして存在するジャンルなのか。自分はその人たちに愛されるようなゲームが作れるのか。闇雲にボールを投げるのではなく、その辺りのことをよく考えながら今後もゲームを作っていけたらなぁと思いました。
以上です。
長くなりましたが読んでくださってありがとうございァます!
おしまい。
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