ビブリオバトルしようぜ
ジェーン・スーさんと堀井美香さんによる、大好きで大好きなポッドキャスト番組OVER THE SUN。
互助会員な私は毎週金曜日の配信がとても楽しみなわけだけど、Ep.144ビブリオバトルについて聞いたところ、なんだか書きたい欲が刺激された。ということで、つらつらと書きたいことを書いていく。
※OVER THE SUNのネタバレもあります。ご注意ください。
ひとまず、ビブリオバトルとは?
私は、本が好きだ。
しかし、「ビブリオバトル」というものに対しての理解はほぼなかった。というか、何となく聞いたことがあるような、ないような、ぐらいのもの。
そこで、「ビブリオバトル」について調べてみた。
ビブリオバトル
公式ルール
こういう世界があるなんて知らなかった。
やってみたことがないし、ちょっと難しそうにすら感じてしまう。
しかし、この言葉にとても惹かれた。
人と本の可能性を表している言葉のような気がした。
OVER THE SUNにおけるビブリオバトル
今回、OVER THE SUNで行われたビブリオバトルでは、相手のことを考えて選ぶのではなく、自分が読みたい本を買う。
「自分のために選んだ自分のための本」という、とてもセルフィッシュなもの。
いざ本を選ぶ時には、同じ時間に、同じ本屋にいながら、同じ本棚を見ることも、すれ違うこともなかったそう。
選んだ本もかすりもしないし、互いの本がどこにあったかも分からない。
同じ場所で、同じものを見ているつもりで、全然違うものを見ている。
それがとても面白く、興味深いことだと思うのです。
私なりにビブリオバトルを楽しみたい!
誰かと楽しむ
ということで、私のやりたいことが増えました。友だちやパートナーなど誰かと一緒に本屋に行って、これをやってみたいのです。
テーマも色んなものが考えられそうだなと思っていて。
*今読みたい本
*もう一度読みたい本
*何となく目に留まった本
*その人と一緒に読みたい本
もっとたくさんのことができそうでわくわくする。
こうして選んだ本を共有し合うことで、その人の興味や考え方、あるいはその人自身のことを知ることができ、そしてきっと、その人との距離感が今よりもっと近くなるような気がするのです。逆も然り。
それに、その人の選んだ本はきっと私が選ばない本。自分だけの小さな世界に閉じこもりがちな私の世界も広がっていくと思うのです。
もちろん被ることもあるかもしれない。知っている本が出てくるかもしれない。共通項が見つかることも面白いし、同じ本でも全く同じ見方、感じ方になるなんてきっとない。同じものをみながら、全然違うものをみていることすらきっと面白い。
楽しい予感しかない!
この暑い夏に、涼しい本屋で楽しむのも乙かもしれない。
一人で楽しむ
元々、私は本屋や図書館という場所がすきなのです。
知的好奇心が強めというのもあるけれど、インクや紙の匂いや、この場所独特の雰囲気自体もすき。
そしてなんといっても目の前に本があるということが大事な要素の一つだと思っています。
本屋に行く目的としては、この本が読みたいからと何かをめがけていくこともあるけれど、ただなんとなく行く。
そしていつも行く棚だけでなく、店内くまなく色んな棚を見て、自分の気になった本を手に取ってみる。
それを繰り返すことで、その時々の自分の興味の向くものの移り変わりを感じたり、自分の中で薄くても世界を広げていける気がしている。
これは、電子書籍の世界ではできないことかなと思うのです。
もう一つの方法としてはサービスを使うこと。
私はこの2年半ほどChapters book storeというサービスを使っていて、このサービスの大ファンでもある。
自分一人で本を選んでいくと、どうも似たような本ばかり読んでいることがあるけれど、素晴らしい選書の中から自分の直感を信じて本を選ぶことが、日常に新しい風を運んでくれている。
これからもずっと使い続けたい大好きなサービス。
(紹介コードでお得に始められるそうなので、気になる方はご連絡くださいね)
Ep.144より気になった本をメモ
剣道のように先鋒、次鋒と順番に紹介していったお二人。
今回聞いてて特に気になった本もメモしておく。
エイドリアン・トミネは多分これだろうなという本だけど。
自分の目にはこれまで映らなかった本。
まだ出会っていないけれど、興味深い本、読みたい本は世界に溢れている。
なんだかそれを強く感じて、積読ばかり増えていくけどこれからも本との時間を楽しみたいなと思った。
最後に
あー、考えるの楽しかった。
人に興味があって、本が好きで、学習欲が強い私ならではのものかもしれないけれど、いつか誰かとこうやって楽しめる日が来たら嬉しいな。
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