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柿の成長記録|6月の振り返り

こんにちは、鈴木農園です。
三重県伊勢市で柿栽培をしている農家です。

5月の後半からはほぼすべての花弁が落ちて
実になる時期です。

果形がふぞろいで
多角形が特徴の蓮台寺柿。

つるんと丸みのあるものや
ごつごつとしたもの、
梅の花のような形など……

ヘタは4枚のものが大半ですが
5枚のものもけっこう多く、
6枚以上はちょっとレア度が高いです。

小さいながらも
すでにそれぞれ違いが見てとれます。

さて、たくさん実をつけてくれていますが
残す実の数は一本の枝にひとつが基本。
あとは隣との間隔とか葉の数とか見ながら調整していきます。

たくさんの実をつけていても
残すのはひとつ、なので
切るのも大変になってきます…

切り落とされた実

地面にころがる切り落とされた実の数を見ると
もったいないように思えますが、
残った実に栄養を集中させることで
おいしく、安定した数の収穫を目指します。

摘果ビフォー
摘果アフター

風通しもよくなって
見た目もさっぱりしますね!

実の着き過ぎは樹も体力を消耗するので
来年も実をつけてくれるように、
大事な調整です。


6月下旬、
柿の実は500円玉より大きいぐらいで
ピンポン玉ほどのサイズ感になっています。

下からのぞくとヘタが隠れるほどに大きくなってきました。

少し遅れ気味だと思っていた摘果作業も、
曇りの日が多く気温もそこまであがっていないので
下旬に入ってからはまとまった作業時間がとれています。


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