理論暗記の手助け【#税理士試験】
税法の学習の中で最も大変だと言われているのが、税法の暗記です。
税法(特に法人税)では、理論マスターの一字一句の暗記をせずに理解中心で解答できると言われてはおりますが、とは言え、自分の言葉で作文するにも暗記をしなければ中々文章表現をするのは難しいと思います。
税法の学者になるならまだしも、早く実務の世界に飛び出すのであれば、さっさと税理士試験の突破をした方がいいのではないでしょうか。
それには、理解できるまで税法を研究するよりも、暗記してそれを答案用紙に書いてきた方が早い。
ということで、今回は、こんな感じで暗記をしていましたという内容を書いてみようと思います。
暗記方法にも、音読、黙読、書く、タイピングなど様々な方法がありますが、
僕は黙読を中心にどうしても覚えられないフレーズを書くタイプでした。
1.とにかく反復する
1日目は、A理論を覚える。
2日目は、B理論を覚える。
ここで、B理論を中心に覚えるのだけれど、A理論も少し見る(1日目の50%くらいのイメージ)。
3日目は、C理論を覚える。この日もA理論とB理論を見る(A理論は10%、B理論は50%くらいのイメージ。
このように、3日間同じ理論を見る習慣をつけることで脳に刷り込んでいきます。
2.毎日読む
覚えようとしなくても良いので、毎日、全部の理論を読んでみてください。
毎日、毎日読んでいくと気が付いたときに税法独特の言い回しに慣れていたり、暗記がスムーズになったりします。
3.共通点で暗記する
論点のテーマや、キーワード、処理の方法など共通項があるもの同士に分け、似たもの同士のグループで暗記してみるのも一つの手です。
ここで分けたグループは、文章の言い回しや構造が似ているので、同じ部分・違う部分を比較しながら暗記をすることができます。
理論が体系化できていると、応用理論の解答の際にとても役に立ちます。
理論暗記は、とても大変な作業ですが、合格に向けては欠かせないものなので頑張ってやっていきましょう!
辛いことも、その分乗り越えたときに見える景色は素晴らしいです。