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にわか落語ファンの知ったかぶりnote

第2回「渋谷に福来たるSPECIAL 2018から渋谷らくご」

タイトルをちょこっと変更して第2回目のネタに。

4月13日、14日の二日間は固め打ちのように落語会三つをハシゴ。

出演者と演目は

13日
「渋谷に福来たるSPECIAL 2018 〜落語フェスティバル的な〜」春風亭昇太と仲間たちⅡ
・「トーク」 春風亭昇太、三遊亭白鳥、林家彦いち
・「銀座なまはげ娘」 三遊亭粋歌
・「落語の仮面 第4話『テレビ仮面舞踏会』」 三遊亭白鳥
・「つばさ」 林家彦いち
・「オヤジの王国」 春風亭昇太

14日
「渋谷に福来たるSPECIAL 2018 〜落語フェスティバル的な〜」プレミアム大吟醸
・「鼎談」 柳家さん喬、五街道雲助、柳家権太楼、柳家小菊、入船亭小辰
・「子ほめ」 入船亭小辰
・「佃祭」 柳家権太楼
・「持参金」 五街道雲助
・「粋曲」 柳家小菊
・「寝床(素人義太夫)」 柳家さん喬

同日
「渋谷らくご」2日目 17時回
・「黄金餅」 立川寸志
・「初天神」 春風亭昇々
・「転宅」 柳家わさび
・「ビール売りの女」 古今亭駒次

大御所から二つ目、古典から新作とまさに「落語の宝石箱や〜」的な週末。でも、これ、考えてみれば寄席では普通のこと。寄席の通常パターンは、前座さんの開口一番から始まり、二つ目さん、若手の真打、さらに途中に漫才や太神楽、マジックなどの色物さんが挟まり、トリはベテランや人気の師匠がきっちりトリネタを披露して終了。噺も新作あり、古典あり、高座に上がっても落語をやらずマクラのような話だけ(漫談ですな)して帰る師匠ありとバラエティ豊か。まあ、次々と大ネタだけ演られても重すぎて食傷ぎみになるし、かといって軽い噺だけでは満足できない。寄席の演目はフルコースのディナーのように前菜からメインまでバランスよくメニューが揃っている。

「本当の落語の良さは寄席じゃなきゃ味わえないよ」なんて、すぐにわけ知り顔になるが、寄席に行ったら行ったで、噺の途中でケータイを鳴らすジジイやスーパーの袋をカシャカシャと音を立てるババアのいることいること。

それも含めて寄席の雰囲気を楽しめればいいんだけど、その辺の騒音問題、マナー問題にはなかなか寛容になれないのだな〜。



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