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英雄たちの選択「北条義時・チーム鎌倉の逆襲」

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「北条義時・チーム鎌倉の逆襲」

 承久3年(1221)、後鳥羽上皇率いる朝廷軍と東国武士団の衝突した承久の変。この時、鎌倉幕府のリーダーが、2022年大河ドラマの主人公・北条義時だった。
 承久の乱の結末は、朝廷側がまさかの惨敗を喫し“日本史上最大の大番狂わせ”だった。後鳥羽上皇は、隠岐の島に流され、時代は、武家の世に大きく舵を切っていく。当時、上皇が率いる朝廷軍に矢を向けることは、考えられない暴挙であった。北条義時率いる幕府を支えた「チーム鎌倉」は、いかにして、この歴史の大転換を成し遂げたのか?北条義時とその仲間たちの選択と決断に迫る。
https://www.nhk.jp/p/heroes/ts/2QVXZQV7NM/episode/te/Q69QJ41RGW/


 北条義時については詳しくないので、『鎌倉殿の13人』を見るのはやめようと思ったが、詳しくないからこそ面白いかもしれないので、見ることにした。ということで、今夜は予習。

  今宵、北条義時=冷酷な謀略家(従来説)が覆る?

■「亀前事件」
・源頼朝が妾を作る。
・北条政子は妾の家を壊す。
・北条時政は伊豆へ帰る。
・「家子専一」北条義時は鎌倉に残った。=源頼朝の信頼を得た。

■源氏将軍の滅亡
・源頼朝の急死
・源頼家をサポートする13人の宿老(合議)
・13人の宿老の主導権争い→北条氏の勝利=北条時政の世(独裁)
・北条義時、周囲から押し上げられて、北条時政を伊豆へ追放

■英雄たちの選択「承久の乱」 北条義時 vs 後鳥羽上皇 チーム鎌倉の逆襲

■北条政子のスピーチ(『吾妻鏡』「承久3年5月19日」条)
皆一心而可奉。是最期詞也。故右大將軍征罸朝敵。草創關東以降。云官位。云俸祿。其恩既高於山岳。深於溟渤。報謝之志淺乎。而今依逆臣之讒。被下非義綸旨。惜名之族。早討取秀康。胤義等。可全三代將軍遺跡。但欲參院中者。只今可申切者。
(皆心を一にして奉るべし。これ最期の詞なり。故右大將軍朝敵を征罰し、關東を草創してより以降、官位と云ひ俸祿と云ひ、其の恩既に山嶽よりも高く、溟渤よりも深し。報謝の志これ淺からんや。而るに今逆臣の讒に依り非義の綸旨を下さる。名を惜しむの族は、早く秀康・胤義等を討取り三代將軍の遺蹟を全うすべし。但し院中に參らんと慾する者は、只今申し切るべし。)

①鎌倉の手前(箱根、足柄)で迎撃か。(軍議の大勢)
②京都へ出撃か。(大江広元の意見)

<結果> 大江広元の意見を採用して勝利!

※次回は「平清盛」。

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