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2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(第36回)「武士の鑑」
夜。武蔵国、畠山重忠の菅谷館の縁側。
畠山重忠と北条義時は「苦い酒」を酌み交わした。
北条義時「とりあえず、父は分かってくれた」
畠山重忠「それは何より」
北条義時「次郎がなすべきは、早急に鎌倉殿にお会いして、潔白を誓う起請文を」
畠山重忠「それを言いにわざわざ」
北条義時「執権殿の気持ちが変わる前に」
畠山重忠「私を呼び寄せて、討ち取るつもりではないでしょうね」
北条義時「まさか(笑)」
畠山重忠「私を侮ってもらっては困ります。一度戦となれば、一切容赦はしない。相手の兵がどれだけ多かろうが、自分なりの戦い方をしてみせる」
北条義時「畠山の兵の強さは、私が一番分かっておる」
畠山重忠「もし、執権殿と戦うことになったとしたら、あなたはどちらに付くおつもりか。執権殿であろう。それでよいのだ。私があなたでもそうする。鎌倉を守るために」
北条義時「だからこそ、戦にしたくはないのだ」
畠山重忠「しかし、よろしいか。北条の邪魔になる者は、必ず退けられる。鎌倉のためとは便利な言葉だが、本当に、そうなのだろうか。本当に、鎌倉のためを思うなら、あなたが戦う相手は」
北条義時「それは以上は(言わないで)」
畠山重忠「あなたは分かっている」
北条義時「それ以上は(言わないで)」
鎌倉幕府を乱しているのは、北条時政&りく夫妻である。
分かっているが、北条時政は父であるし、権力者であるので、簡単には追い出せない。ところが、りくが暴走し、「畠山重忠の乱」が起きたおかげで、御家人たちが北条時政&りく夫妻から離れ、北条義時は、北条時政&りく夫妻を鎌倉から追い出すことができた。
──偶然もチャンスに変える生き方が好きよ♪(ムーンライト伝説)
★「畠山重忠の乱」
畠山重忠の乱(1/2)乱の前
https://note.com/sz2020/n/nf7265a0be23a
畠山重忠の乱(2/2)乱とその後
https://note.com/sz2020/n/ne5f961e463e0
★生まれ変わり
・6月21日。寅の刻(午前4時頃)、畠山重保を誅殺。
・6月21日。未の刻(午前10時頃)、北条政村生誕。
・6月21日。午の刻(正午頃)の4時間後、畠山重忠を誅殺。
・寿永2年12月20日、上総広常、双六の最中に暗殺さる。
・寿永2年、北条泰時生誕。双六をやると気分が悪くなる。
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▲北条時政の子(『鎌倉殿の13人』の設定)
北条四郎時政┬長男・三郎宗時 (片岡愛之助) :母・伊東祐親の娘
(坂東彌十郎) ├長女・政子=源頼朝室 (小池栄子) :母・伊東祐親の娘
├次男・江間小四郎義時 (小栗旬) :母・伊東祐親の娘
├次女・実衣=阿野全成室(宮澤エマ) :母・伊東祐親の娘
├三女・ちえ=畠山重忠室(福田愛依) :母・?
├四女・あき=稲毛重成室(尾碕真花) :母・?
├三男・五郎時連→時房 (瀬戸康史) :母・?
├?女・きく=平賀朝雅室(八木莉可子) :母・りく
├?女・?=滋野井実宣妻(?) :母・りく=牧宗親の妹
├?女・?=宇都宮頼綱室(?) :母・りく=牧宗親の妹
├四男・遠江左馬助政範 (中川翼):母・りく=牧宗親の妹
├?女・?=坊門忠清(坊門信清の子)室(?):母・不明
├?女・?=河野通信室(?):母・不明
└?女・?=大岡時親(牧宗親の子)室(?):母・不明
▲北条義時の子(『鎌倉殿の13人』の設定)
北条義時──┬長男・金剛→頼時→泰時(坂口健太郎):母・伊東祐親の娘
(小栗旬) ├次男・朝時(髙橋悠悟):母・比奈=比企朝宗の娘
├三男・重時(加藤斗真):母・比奈=比企朝宗の娘
├長女・竹殿=大江親広室(?):母・比奈=比企朝宗の娘
├四男・有時(?):母・?=伊佐朝政の娘娘
├五男・政村(?):母・のえ=二階堂行政の孫娘
├六男・実泰(?):母・のえ=二階堂行政の孫娘
├七男・時尚(?):母・のえ=二階堂行政の孫娘
├次女・?=一条実雅室(?):母・のえ=二階堂行政の孫娘
├?女・?=一条実有室(?):母・不明
├?女・?=中原季時室(?):母・不明
├?女・?=一条能基室(?):母・不明
├?女・?=戸次重秀室(?):母・不明
└?女・?=佐々木信綱室(?):母・不明
▲源頼朝の子(『鎌倉殿の13人』の設定)
源頼朝──┬千鶴 (太田恵晴) :母・八重=伊東祐親の娘
(大泉洋) ├長女・一幡(大姫)(南沙良) :母・政子=北条時政の娘
├長男・万寿→頼家 (金子大地) :母・政子=北条時政の娘
├能寛→貞暁 (?) :母・?=常陸念西の娘
├次女・三幡(乙姫)(太田結乃) :母・政子=北条時政の娘
└次男・千幡→実朝 (柿澤勇人) :母・政子=北条時政の娘
▲源頼家の子(『鎌倉殿の13人』の設定)
源頼家───┬長男・一幡 (相澤壮太):母・せつ =比企能員の娘
(金子大地) ├次男・善哉→公暁 (寛一郎) :母・つつじ=賀茂重長の娘
├三男・千寿丸→栄実(?) :母・?=一品房昌寛の娘
├長女・竹御所 (?) :母・?=源義仲の娘
└四男・?→禅暁 (?) :母・?=一品房昌寛の娘
▲NHK公式サイト『鎌倉殿の13人』
https://www.nhk.or.jp/kamakura13/
▲参考記事
・サライ 「鎌倉殿の13人に関する記事」
https://serai.jp/thirteen
・呉座勇一「歴史家が見る『鎌倉殿の13人』」
https://gendai.ismedia.jp/list/books/gendai-shinsho/9784065261057
・富士市 「ある担当者のつぶやき」
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/fujijikan/kamakuradono-fuji.html
・渡邊大門「深読み「鎌倉殿の13人」」
https://news.yahoo.co.jp/byline/watanabedaimon
・大迫秀樹「「鎌倉幕府の謎」源頼朝と北条義時たち13人の時代」
https://gentosha-go.com/category/t966_1・Yusuke Santama Yamanaka 「『鎌倉殿の13人』の捌き方」
https://note.com/santama0202/m/md4e0f1a32d37
・刀猫 「史料で見る鎌倉殿の13人」
https://note.com/k_neko_al/m/m0f7e5011a2ac
▲参考文献
・安田元久 『人物叢書 北条義時』 (吉川弘文館) 1986/ 3/ 1
・元木泰雄 『源頼朝』 (中公新書) 2019/ 1/18
・岡田清一 『日本評伝選 北条義時』(ミネルヴァ書房)2019/ 4/11
・濱田浩一郎『北条義時』 (星海社新書) 2021/ 6/25
・坂井孝一 『鎌倉殿と執権北条氏』 (NHK出版新書) 2021/ 9/10
・呉座勇一 『頼朝と義時』 (講談社現代新書)2021/11/17
・岩田慎平 『北条義時』 (中公新書) 2021/12/21
・大迫秀樹 『「鎌倉殿」登場!』 (日本能率協会) 2021/12/22
・山本みなみ『史伝 北条義時』 (小学館) 2021/12/23
・山本みなみ『史伝 北条政子』 (NHK出版新書) 2022/ 5/10
・坂井孝一 『鎌倉殿をめぐる人びと』(NHK出版新書) 2022/ 7/10
・毛利豊史「源実朝試論」
https://core.ac.uk/download/pdf/80536497.pdf
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