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『乙夜之書物』と『政春古兵談』

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加賀藩の兵学者・関屋政春が収集した武辺噺集『乙夜之書物』『政春古兵談』に関するあれこれ
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#どうする家康

『乙夜之書物』に見る明智光秀の告白

『乙夜之書物』に見る明智光秀の告白

 『乙夜之書物』では、明智光秀は、謀反の企てを、重臣たちに、篠村八幡宮ではなく、亀山城で告げたとする。

【現代語訳】 明智光秀は謀反を企て、「6月1日に丹波国の亀山城(京都府亀岡市荒塚町)から出陣して、中国地方に向けて出陣する」とお触れを出して、軍勢を亀山城に集めた。
 この時、斎藤利三は、丹波国の居城・黒井城と亀山城の中間に位置する笹山城(兵庫県丹波篠山市北新町)にいて、6月1日の昼頃に亀山城

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