20200705 自分をとりもどせてきた

一昨日に引き続き恋人を起こす係。
昨日はそのまま寝てしまうことなく起きていた。お昼になにを食べようか、ベッドでだらだらしながら考えたのちしたくをする。
目をつけていたとんかつ屋さんに家を出てから電話すると、行ける時間帯はもういっぱいとのことだった。ざんねん。

とはいえ本来の目的地はべつにあるので、そのままバスに乗る。このあと会うお友達が先月お誕生日で、なにか渡したいなとおもってあれこれ検索したけれどなかなか決まらない。
お昼ごはんはずっと気になっていたお店でカレー。ちいさいお店だったけれど、テーブルひとつずつあけて案内してくれていて、ほっとした。カレーもとてもおいしかった。
そのまま電車に乗って、恋人に頼まれていたおつかいをこなす。はじめて行く雑貨屋さんはすごく雰囲気がよくて、予定が詰まっていなかったらもっとゆっくり見たかった。

さらに電車に乗って移動。
移動中、ようやくお友達に贈るものを決めることができた。最後の目的地からもうふた駅先のお店で、ジャムを買うことにしたのだ。目的地が多少ばらばらでも気にせず動けるのは自分のいいところだとおもう。
お店をぐるりと見てまわって、これはというジャムをふたつえらんだ。ついでに気になった紅茶の茶葉も自分用に買う。予定外の買い物はたのしい。

ふた駅もどってお友達と合流する。
ほとんどの時間マスク越しではあったけれど、ひさしぶりにあれこれおしゃべりできてたのしかった。プレゼントも、たぶんよろこんでもらえたとおもう。くちにあうといいな。
コロナ禍で、コロナ禍以前にたのしんでいたことがだいたいぜんぶできなくなってしまって、すこし前までのわたしは自分がどういう人間でどういうふうに余暇を過ごしていたのかわすれてしまっていた。恋人がいないとなんにもできない人間になってしまったような気もしていた。
けれど、もともとわたしはひとりでお出かけすることがすきだし、恋人以外に会うお友達もそれなりにいたし、恋人に四六時中ひっついていないといけない人間ではなかった。そういうことようやくおもいだせるようになってよかったなとしみじみおもう。

1時間ほどおしゃべりをして帰宅。
お洗濯をしながら、おわったらお買い物にいこう…とおもっていたはずが、気づいたら寝てしまっていた。あわてて起きると夕方を通り越して夜になっていた。
お買い物はあきらめて、かんたんにナスとあぶらあげでお味噌汁をつくる。メインは引き続きタコスで、恋人のためにトルティーヤをあたためつつ、わたしはごはんでタコライスにした。

食後、恋人とベッドでだらだらしながら、すごくひさしぶりに恋人に会ったようなきもちになる。いそがしいときの恋人は、わたしといるようでわたしといないことがある。昨日の恋人は、わたしといてくれていた。
いまにも寝てしまいそうな恋人とぐだぐだだらだらして、24時に寝る。

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