20200711 本屋さんに寄れない生活

仕事に出る恋人が起きる時間にあわせてわたしも目覚ましをかけておきた。恋人はわりと起きられないタイプの人間なので、わたしが起こす係ということになっている。
ぼんやり恋人がしたくするのを見ながらごろごろする。恋人が出ていってからもしばらくごろごろして、外出のプランを立てていた。なんだか昨日は充実した1日を過ごさなくては、というあせりが自分のなかにあった気がする。

以前にも行ったことのあるケーキ屋さんでケーキを買おうと決めて、したくをした。前回行ったのはおやつどきで、そのときにはもうかなり売れてしまっていたので今日はいそぎたい。
うっかり電車を乗り過ごすというちいさな事件もありつつ13時前にお店につくと、ちょっとした行列ができていた。直射日光の当たる場所でしばらく並ぶはめになる。とてもあつい。日傘を持ってきたらよかった。
やっとはいった店内でかなり悩んで、ケーキを買う。生ケーキをみっつと、クロワッサンにした。生ケーキみっつのうちのふたつは以前にも食べたことのあるケーキで、われながら冒険心にかけるチョイスだ。なんだか恋人のすきそうなケーキをうまく選べず、自分のすきそうなものばかり買ってしまった。

帰り道途中下車してカレーを食べた。最近スパイス的なものがずっと食べたいようで外食にカレーばかり選択してしまう。
前にも行ったことのあるカレー屋さんで、はじめてたのむメニューを食べた。このお店にひとりで来るのははじめて。おいしかったけれど、また恋人やお友達と来たいな。となりのひとがおなじメニューを注文していてなんとなく親近感がわいた。
駅に戻る途中、本屋さんに寄って雑誌を買う。ほんとうはあれこれ見てまわりたかったけれど、さすがにケーキを持ったままあまり長いことうろうろするのははばかられて、すぐにお店を出た。東京に来るまではずっと通学・通勤経路におおきい本屋さんがある生活をしていたので、意識して途中下車しないと本屋さんに寄れない生活はなんだかさみしい。

おうちに帰って購入した雑誌をだらだら見ていたら、気づくと寝てしまっていた。そのまま二度寝をして17時半ごろまでぐずぐずしたのち、重い腰をあげて買い物に行くことにする。
おおいそぎですこしとおいスーパーと最寄りのスーパーをはしごして、1時間後に帰宅。すぐに料理にとりかかる。
あれこれ並行作業をしたのがうまくいって、今にもできる、というタイミングで恋人が帰ってきた。

前回放送分のセブンルールを見ながらごはん。恋人が食べたことのないと言っていたものをはじめて出したので、どうかなとおもっていたけど好感触でうれしかった。半分ほど食べて翌週の平日にまわすことにする。平日食べるものが残っている生活は気が楽でうれしい。
食後にケーキを食べた。やっぱりわたしごのみのチョイスになりすぎてしまったなあという気はしたものの、よろこんでもらえたのでよかった。

恋人があれこれ作業をするのを見ながらだらだらしていたら、お昼寝の効果かねむくならないまま26時ちかくまで起きていた。

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