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194.団体戦の思い出

ごきげんよう。
いつか書こうと思ってた話を書きます。

大学時代の部活

以前の記事でも書きましたが、僕は大学の頃、テコンドー部をやっていました。

それまでスポーツ苦手だったくせに、大学生にして人生初の運動部に入った経緯や、入ってみてどうなったかは、そちらに書いています。

上にも書いてますが、結果からいうと、部活めっちゃ頑張りました。

それも、1年生のときよりも2年のとき、2年のときよりも3年のときと、頑張り方は増していきました。

それは何故かというと、部活の仲間と仲良くなったからとか、上達して体力もついて面白くなっていったからとか、上級生になって責任感が芽生えたとか、いろいろな要因はあります。

しかし、決定的なきっかけがひとつありました。

忘れられない1シーン

それは、2年生で団体戦に出場したときのこと。

僕らの部は、2チームに分かれて出場しました。

僕の居た側のチームは、あっさり1回戦で負けてしまいました。

もう一つのチームは、当時の主将(キャプテン)と副将、そして僕の同期にあたる次期キャプテンと次期副キャプテンを擁するだけあって強く、決勝戦まで勝ち進みましたが、激戦の末、惜しくも決勝で敗れました。

そしたらです。
僕の同期の2人が、ワンワン泣いているのです。

2人とも、明るく、メンタルもタフで、たとえ悔しくたってそうそう人前で泣くような男じゃありません。

そんな2人が、
「先輩たちを優勝させてあげられなかった」と泣くのです。

そう、その団体戦は、3年生の先輩たちにとっては引退試合となる大会でした。

その2人の姿を見て、僕の胸には、悔しさ、あるいは後悔、もっと言えば恥ずかしさにも似た感情が、めらめらと燃え上がってきました。

”あんな、負けてワンワン泣くほど、自分は本気で試合に臨んだか?やりきったか?”

言葉にすると、そんな思い。

そこからです。本気で、練習に全力で取り組むようになったのは。


今はどうだ?

今から振り返ると、それでも「まだやれることあったな」と思いますが、とはいえそれからの一年はホントに練習に打ち込んだなと思います。

そこから社会人になり、時間や労力的にはその当時の比じゃないほどに頑張りはしたものの、それはやり切ると言うよりはすり切れるような日々でした。

もっと違う頑張り方をしたい、何かに打ち込んで、その努力の先に希望があるような生き方がしたい。

ずっとそう思っていて、いま。

改めて自分に問います。

今、"そう"生きているのか?

いま、まさに自分の努力次第でどうとでもなり得る環境にいて、ちゃんとそれを活かしているのか?

今度は自分が本気で闘うときじゃないのか。

そして、勝つのだ。

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