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誰だって夫婦問題は揉めずに解決したい-連載01

気がつけば、夫婦問題(離婚と修復)に関わって、受けた相談は2万件を超えています。

僕は、離婚も修復も、どちらがよいとか、そういう事は思わないようにしてきています。お互いに、想いはあるはずだから。

だけどね。できるだけ、争いとか、勝負事とか、そういう事は避けて、夫婦としての、よりよい方向ってなんだろうっていう、そういう事を考えながら進めていってもらいたいと思っているわけです。

もちろん、そんな簡単な事じゃないってことは分かってるんだけど、それでもね、なんかそういう方法ってないのかな・・と考え続けてはいるわけです。

当然、時としては弁護士さんが必要になってくる時もあるし、その時にはそういう話をしていくわけですが、それでも、自分で出来るところまでは自分んで進めることができることもあるし、

それには、労力が掛かることもあるかもしれないから、自分で進めることを絶対的に勧めるわけじゃないですよ。

ただね、離婚だなんだっていう時は、すでにお互いに距離が開きまくっていて、お互いに、もう相手方は自分の気持ちなんて分かってはくれないんだ!っていう風に、もう相手方の声なんて聞こえなくなっちゃってることが多いわけですよ。

でも、だからこそ、争いを避けるために、また自分の目的を達成していくために、わだかまりを少しでも無くしながら行くには、距離を縮めることをまずは考える必要があると思うわけです。

キレイ事かもしれないけど、でも、約15年間、夫婦の問題に関わってきて強く思う僕の気持ちなのです。

いずれにしても、離婚イコール法律は、必ずしも成り立たないのが、夫婦の話。

有責配偶者(離婚原因を作った側)が有利に進めているケースも多々あったりします。それは、なぜか。理由は、当事者の多くが最初から訴訟にはしたくないと考えているためです。

たとえば、夫・妻が浮気をしたために離婚をしたいと考えても、相手方が離婚を拒否すれば、調停や訴訟にして進める必要があります。・

だけど、それに掛かる費用・労力・期間を考えれば、相当な負担となりますし、結果として、相手方から取得できる費用よりも、弁護士さんの費用の方が高かったということも、あり得るわけです。

そういった事情が分かってくると、結果、非のある相手方にお願いをして離婚をしてもらうことにもなってしまいます。

ある程度お金を持っている方であれば、如何様にでも進められるのかもしれませんが、多くが簡単に弁護士さんを立てて進めてゆけるわけではありません。

ですから、noteでは、もちろん法的観点をベースにはしつつも、弁護士さんを立てられない方でも、できるかぎり泣き寝入りをせずに進めてゆける知恵も書いていこうかなと思っています。

また、冒頭で書いたように、弁護士さんを代理に立てた方がよい場合もありますが、ただ、費用対効果と、できるだけ揉めない方向を考えたりすると、そこのタイミングは考える必要があると思うわけです。

また、夫婦問題の解決は消耗戦でもありますから、自らのハートをケアしながら進めてゆく必要もあります。その辺りのヒントについても触れていますから、焦らずに、自分を取り戻しながら、これからを乗り切ってください。

また、夫婦関係を修復されたい方にとっても、有益となる情報を掲載していきたいと思っています。夫婦関係といえども、それは人間関係の問題でもあります。夫婦問題に限らず、人間関係についても語っていければと考えていますよ。

これから連載していきますが、僕のホームページである、

離婚・修復のおきがる相談室 も参考にしてもらえると、考え方が開けてくるかもしれません。

孤独だし、不安もあると思いますよ。本当に。それを少しでも乗り越えていけるヒントを書いていきますね。

あなたが、あたらいし自分へと進んでいけるように。

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