ピアノ弾き語り|いつも何度でも
千と千尋の神隠しのテーマでもある、「いつも何度でも」を弾き歌ってみました。
木村弓さんの歌うこの曲は、空から天使の羽が降ってくるような神々しいイメージがあります。
万物の生と死を、何か人間とは別の、超越した存在の視点で見ているかのようです。
今回は、キーボードを純正律(長音階ハ長調)、A=432hzで設定しています。平均律、440Hzとの違いはどうでしょうか。
私の体感的には
純正律:和音が響く時に体が共鳴する感じがある
平均律:こっちに慣れてるので綺麗に明るく聞こえる
※しばらく純正律で弾いていると、平均律に戻した時音がずれて聞こえる。(でもすぐ慣れる)
A=440Hz:元気になる、焦る、鼓動が早くなる、高揚する
A=432Hz:穏やかになる、落ち着く、ともすると落ち込む、眠くなる
こんな違いがあります。
純正律だと転調できないので、ピアノで奏でられる曲自体少ないのですが、時々挑戦したいと思います。
純正律とは、、
周波数の比が整数比である純正音程のみを用いて規定される音律であり、和音の響きの美しさを重視したものであると言われています。
純正律のメリット:平均律と比べて、和音がとても美しいです。
デメリット:決まった調しか使えません。転調することができません。(ものすごく不協和音になるため)調が変わるごとに調律が必要です。
純正律に耳が慣れてくると、平均律を聞いた時に音のズレ、うねりを感じます。
(耳は平均律に慣れているため、そのうちわからなくなりますが)
A=432Hzとは、、
神智学のルドルフ・シュタイナーが特に推奨している周波数で、科学的根拠はありませんが、精神的な癒しの効果などがあると言われています。
モーツァルトは、すべての楽曲をA=432Hzで作曲していたそうです。
現在(戦後)はA=440Hzが国際基準となり、ほとんど使用されなくなりました。
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