初期・自己紹介文の複製記録と追想
在りし日の僕の、カクヨムにおける自己紹介文
【追想】
自己紹介と所信表明、といったところか。あの当時はかなり病んでいた。幾度かどこかに書いたことだが、そもそも小説を執筆し投稿し始めたのも、結局はどうせ死ぬならと遺書代わりにはじめたことだった。
処女作の名は『怠惰はいずれ死をもいざなう』。ヤンデレヒロインとのラブコメディ。
怠惰はいずれ死をもいざなう(綾波 宗水) - カクヨム (kakuyomu.jp)
近頃も当然、不安はある。しかし、幸いなことに病む段階にはそれほど陥らなくなってきた。
これもどこかで分析したが、そういう兆候が生まれたのも、リアルの僕を切り捨て、「綾波宗水」を生みだしたから。
これを僕は、『ハリーポッター』シリーズにおける、青年トム・リドルが、ヴォルデモート卿を創造したのと同じことだと考えている。
いずれ活動は途絶える。実を言うと、この頃でも既に、多忙を言い訳に、投稿頻度がある時期を思えば一挙に減少している。
病みというのも畢竟、臨界点に達しつつある高エネルギーなのであって、今の僕のような安定期にも良し悪しがあるのかもしれない。言い訳だが。
どう現状を位置づけようと、最期は等しく与えられているわけで、ネタ切れが早いか寿命が早いか、あるいは衰退、もしくは戦時による強制的投稿不可能が訪れるかどうかは分からない。
だが、それまで、僕にとっては“モラトリアム期間”なのだ。
もちろん、あの当時感じていた、そして使用した意味合いとは異なっているものの。
世界、あるいは「綾波宗水」の終末は必ずくる。前者はスピリチュアルでも中二病でも宗教論でもなく、まず、天体としていろいろと最期が明白なのだ。
そして、もう繰り返さないが、「綾波宗水」においても。
だからこそ、僕は当初の目論みがそうであったように、ネットの海に漂流して消えていった当時の自己紹介文さえも、こうして記録しておくことにする。さればこそ、初志貫徹も奨励されるというもの。いずれ病んだ時にでもみかえすと何か効能があるかもしれないし。
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