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4月1日と言えば「ごちうさ」公式HP

 4月1日といえばエイプリルフール。昨今では周囲の人間関係からだけではなく、ネット上で企業や公式がネタとして何かを投稿したりすることが多くなっている。
 僕にとってその代表格こそ、漫画・アニメで知られる『ご注文はうさぎですか』公式HPなのだ。毎年この日には、別の設定に変更されている。

 今回も別世界の設定にはなっているが、これまでと少し違うのは、前の世界線も存在しているパラレルワールドということ。つまりは僕好みの設定。
 そこに迷い込んだキャラを、元の世界に戻すべく、僕らは様変わりしたサイトと設定を読み、聞き、攻略するわけだ。
 サイトのリンクをここに貼っても、明日には元に戻ってしまうので、Xの投稿の一部を載せておくことにする。

 表紙に用いた画像は、おそらく今日だけ配布されているものであろうから、一度HPで探してもらいたい。もちろん、彼女を救った暁には、更なる壁紙も手に入る。
 ちなみに、ごちうさも気づけば今年でアニメ10周年らしい。ごちうさについては、以前も少し触れたことがある。

現実を生きようとした努力を振り返る』にて

 僕にとっては、本作には嫌いな(または、さほど好きではない)キャラがいないことでも特異な作品。だいたい、イチオシキャラがいて、二番手がいて、それ以外……みたいな感じで捉えがちなのだが、そんな僕でも皆が愛おしく想える。
 それは、それぞれのパートが上手く回っているからでもあろうし、また、健気なところがいいのかもしれない。
 更に言えば、もともとは四コマ漫画なのを、アニメを通してより身近な存在に感じらるようになったのも、大きな作用をもたらしていると思う。
 別世界の、メルヘンな少女たちの日常ではなく、同じように疲労や悩みを共有できる存在としてようやく認知できたのは、アニメ化のおかげだと感じている。
 
 2014年といえば第二期『中二病でも恋がしたい! 戀』が放送もされている。セカイ系の余韻か、萌えと日常と苦悩とがまだ共に描かれ、視聴者の価値観を変える力があった作品の数々。
 などと言いだせば僕もまるで懐古的だが、これからもアニメにはそういったところを期待してしまうのは実際のところ。
 『東京喰種トーキョーグール』『ばらかもん』『魔法科高校の劣等生』『大図書館の羊飼い』『旦那が何を言っているかわからない件』などなど。
 その他様々な有名作の第二期も放送されていたりと、なかなか豪華な年であったことが調べてみると分かる。これが「テン年代」というものなのだろう。

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