地図と私4
大分お久しぶりの投稿になってしまいました。
地図が好きだ。まとめ。
中学時代、世界地図と地球儀をぼんやり眺めていたら、ふとこんな考えが生まれた。
『あ、世界地図、完成しているんだ…』
どこに何があるのか。そこにはブラックボックスともいえる、『?』がもうないのだ。誰かが先陣を切ってこのチキユのあらゆるところを探索してしまったのだ。と。
我ながらなんとも変なことを考えたものだが、当時、ものすごく人生へのやる気を失ったことを覚えている(笑)
しょせん、私は誰かが歩いた道を歩くしかないのだと(笑)
それならそれで、行ける限りいろいろ行ってみるか!と考えを切り替えた。あいにく、運動神経が良い方ではなく、体力に自信もなかったので冒険家・探検家の類は選択肢に入らなかったようである。
そして、その関心は、次第に地理的なところから、時間軸を伴って歴史学へと移っていく。
我々人類の歩いてきた道を記したもの。そう、ある意味では、これも地図なのだ。
全体像と現在地を把握したいという本能的な欲求に従って、今も私は地図の世界に浸っている。
地図と私。終わり。