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オンラインイベント作りから得た気づき / 徒然ブック 3頁

先日、初めてオンラインのイベントを開催してみた。


私が所属している学生団体、mahoLabo.のカメラマン8人くらいで、「レタッチ会」をしてみたのだ。
オンラインイベントの主催は初めてだったので、スムーズに進められるか不安だったけれど、「楽しめた」という声をたくさんもらった。


今日は、オンラインのイベント作りをしてみて得た気づきをまとめてみようと思う。


イベントの詳細をふりかえる

先に、イベントの詳細をふりかえってみる。

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①参加してくれたメンバー:8人くらい
→学生団体で1年以上前から活動しているメンバー:6人くらい
→学生団体の在籍年数が1年以内のメンバー:2人くらい

②イベントを開催した目的
・カメラマン同士の交流
・レタッチの技術やコツなどの共有

③イベントの詳細な流れ
【計画していた流れ】(合計90分)
自己紹介(15分)
→各自で実際にレタッチに取り組む・質問もOK(45分)
→レタッチした写真を順番に見せ合う・注意点などを伝え合う(30分)

【実際の流れ】(合計約120分)
自己紹介(約15分)
→レタッチで気をつけていることを伝える(約15分)
→しゃべりつつレタッチをしてみる(約70分)
→感想を話し合う(約15分)

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こんな感じ。

講義のように一方通行なイメージではなく、お互いしゃべりながら、ゆるく進めようと考えてみていた。


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オンラインイベントの良さ

オンラインでイベントをしてみて、ありがたかったのは以下の2つ。

①画面の共有ができる
オフラインイベントの場合、何か資料を見せたいときも、距離によって見えやすい席とそうでない席ができてしまうことが多いだろう。でも、オンラインで画面の共有を行い進めた場合、どの参加メンバーにも平等に資料を見せやすくなる

今回のイベントでも、実際にレタッチの実況を見せることができた。


➁全員の表情がはっきり見える
もちろん、カメラをオンにしてもらえていた場合に限るけれど、「表情が見えること」は想像以上にありがたいことなのだと気づいた。

一人ひとりの表情が見えることで、「話の内容に着いていけてないかも」とか、「どんな話をすると面白がってくれるか」など相手の感情がわかるようになるから、臨機応変な対応がしやすくなる。


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オンラインイベントの難しさと工夫

イベントをやってみて、工夫が必要だと思った点は2つ。

①発言量の差ができやすいこと
今回は、mahoLabo.に最近入ってくれたメンバーも来てくれていたのだけど、どうしても1年以上前から関わっているメンバーと比べて発言機会が少なくなっている気がした。

「むりやりにでも話させることが大事!」とはまったく思わない。
けれど、参加しているどんな人でも、話ができるチャンスはあったほうがいいんじゃないかと思う。

まだ雰囲気に慣れていないメンバーがいる場合は、そのひとの名前を呼び、軽く話をふってみることなど、ファシリテーターがよく気をくばることが必要だなと気づいた。


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➁「ゆるさ」を作る方法
オンラインイベントだと、「ゆるさ」を作ることが難しいと感じた。ゆるい雰囲気を作るためにはどうしたらよいのか、考えたことをまとめてみる。


〇BGMをつける
BGMがあると、個々で作業をするときなどにほどよい静寂をつくることができて良いと感じた。でもこれはオフラインのイベントでも言えることかな。

BGMの有無で「個々の作業時間」と「全体の話に集中する時間」とを分ける効果もある。


〇チャットを積極的に使う
オンラインでのイベントは、全体と個人の行き来がしづらいと思う。だから、オフラインイベントだとできる「おとなりさんをチラ見するようなこと」が難しい。その分、チャットを自由に使えるようにしよう。
質問をしたり、イベントのメインの話とは関係ない話をしてみたり。オフラインイベントで言う、「こしょこしょ話」がチャットでできるんじゃないかと思う。


〇休憩時間も忘れず作る
家にいながらイベントを進行すると忘れがちだけれど、休憩時間も作ろう。ファシリテーターにとっては、トピックの切り替えや、体制を整えなおす時間になる。参加してくれているひとにとっても、休憩時間で気持ちをリラックスでき、続くイベントをもっと楽しめるようになると思う。
また、休憩時間に生まれる何気ないおしゃべりも尊い。ぽろっとこぼれた話から、イベントの進め方のヒントを得られるかもしれないと思う。


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作り方しだいでどんな質のイベントもできるから、
次は、発見したオンラインイベントの難しさを強みに変えて、もっとみんながおもろがれるイベントを作りたい。




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