自分は旅の良さをどこから感じるか？ | 勝浦旅2023
先日、勝浦に旅行してきた。
やったこととしては、釣り・海中展望塔に行く・海の幸を食べる の3つで、1泊2日の短い旅行だったわけだけど、
日記にまとめたら6000字を超えた。
ずっと残しておきたい出来事がこんなにもあったんだ、と書いてみて驚いたのと、
自分にとって何がそんなに楽しくて、濃かったんだろう？ということが気になったので考えてみた。
日記にまとめていたのは主に以下4つの内容だった。
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・自分は旅の良さをどこから感じるのか？の気づき
・ちょっと挨拶してみることの大事さ（釣りからの気づき）
・長年積み重なってる趣味のゆるぎなさ、強さ、圧倒的な雰囲気について
・勝浦のごはんがおいしすぎた話
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今回は特に、「自分は旅の良さをどこから感じるのか？」の気づきについて書いてみる。
自分が「いい旅！」と思えるとき何がキーワードになっている？
旅を振り返ってみて、この3つが特に自分にとっては大事なのかなあと思った。
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1. その場でしか味わえない経験
2. 予定不調和をおもしろがる
3. 自由さがある
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【１】その場でしか味わえない経験
「その場でしか味わえない」＝「その土地の観光名所」というわけでは必ずしもない。
今回の旅では、町に住む人との交流と、その町の環境がかけ合わさって自分にとって印象的な旅になったんだろうなと思った。
①住んでいる人との交流
…釣りの常連さんとの会話
…お土産屋さんやご飯屋さんの方が話しかけてくださったこと
…宿の女将さんの気遣い
釣りの常連おっちゃんとは、こんちは！釣れてますか？？とこちらから話しかけていって、アジの群れがいそうな場所を教えあったり、釣れないときにはただしゃべくったりした。
最後には釣れたアジをおっちゃんにあげるなどしてた。
②その場所の環境
…広くて長い水平線を何でもない堤防から眺めたこと
…家から各駅＆快速で3時間の位置にある丁度よさ
…ゆっくりした時間の流れ
例えば、宿はほんとに海の目の前だった。部屋に入ると窓の向こうに港と水平線がずっと見えた。高いビルではなく二階建て＆風呂トイレなしの部屋という、表面的には大したことなさそうでは？と思われそうだったけれど、自分にとっては最高だった。
夜のお風呂の時間、横の（たぶん）女将さんが住んでるお部屋から夜ごはんの香りがして、すごい沁みた。ビジネスホテルでは味わえない旅情やん と思った。
【２】予定不調和をおもしろがる
これも自分の旅にとって大事な要素な気がしている。
今回は「想定以上の雨」が特におもしろかった。
2日目、海中展望塔に行ってみることにしたものの、横殴りの冷たい雨が降った。ダウンを重ね着してカイロを貼っても寒いくらいだった。
・バス停も雨ざらしなので、漁港横のトタン屋根の隙間にキュッと体をちぢこませてバスが来る直前まで風雨をしのいだりしたこと
・整理券を取る形式のバスが久々であたふたしたこと
・チケット売り場前で傘がひっくり返って笑ったこと
などなど、雨のおかげでおもしろいことがたくさんあった。
ある程度積み上げている計画が予想外の方向に進むのが、やっぱりおもしろい気がしている。
【３】自由度の高さ
行きたい店、場所、会いたい人、を自由に選べるのも自分にとっては重要度が高い気がする。
よく考えてみると、
・豪華さ
・順調に物事が運ぶこと
・複数人であること
・作られたプランに乗っかるだけでOKなこと
などは、「自分にとってのいい旅」の条件にそこまで当てはまらないかもなと思う。
その日の天気、気分、出会う人・ものによって、自由に動いて選んでいけるのが楽しい。
帰りの駅でセブンティーンアイスの自販機を見つけて思わず立ち止まってしまった。昼ごはんをたらふく食べた後だったけど、けっきょく電車の待ち時間にさむさむ言いながらチョコレートアイスを食べていた。
これも、2つ目の予定不調和をおもしろがるに繋がってそうだなあ。
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帰りは知らない間にだいぶ疲れていたのか、立ったまま寝ていた。つり革があって助かった。足がガクンとなって起きるを5回くらい繰り返してたら上総一ノ宮駅に到着し、少しずつ家まで帰った。
ここまでつらつら書いてきたが、そろそろ親指が痛くなってきた。食べたご飯のおいしさとか釣り場でのおっちゃんとの交流など、まだまだ書きたいことがたくさんあるけれども、今回はこれでおしまい。
自分にとっての楽しい！の要素がぎゅっと詰まった旅行ですごくよかった。
また行くぞーー！🚃
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