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アウトドアを始めた副産物。

アウトドアを始めるようになって、感受性が豊かになったなあと感じる。
もともと絵や自然が好きだったことも多少なりとも影響があるかもしれないが、あらゆる景色に心が動くようになった。なんでだろう。

まず、第一に空を見上げることが多くなった。
今までだと、少し空を見上げて「あー今日はきれいな青空だなー」くらいにしか思わなかったのに、今ではもっと詳細にというか、青は青でも薄い青だとか、ちょっと昨日より濃いなとか、雲が多いな、とか
色々感じるようになった。空に額縁をはめるように、その日その日の空の景色を一つの作品として切り取るようなイメージだ。

空が2つ。

アウトドアは、その日の天気によって行動だったり、見える景色が左右される。晴れが良いとか雨が悪いとかそういう気持ちはさらさらない。
ただ、その日の天候も含めてその日しかない景色が見られると思うのだ。
晴天の場合は、雲一つない澄んだ青空を。雨の日はどこか幻想的なしっとりとした薄暗い景色を。どんな景色も美しい。
ようはその時に目の前に広がる景色をどう感じ取るかだ。

最後に人が求めるものは、結局自然の美しさだったり、雄大さなんだと思う。その日一日を終えようと沈みゆく夕日を見る時は、世界中の人が共通して美しいと思うのではなかろうか。
美しい景色は国境を越えて、言語の壁なんかも越えて、人と人との心を繋げてくれるものだと私は信じている。

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