Lemonade 【セルフライナーノーツ】

Lemonade (Youtubeはこちら)
シュレディンガーの嘘では久々にドライブ感のある曲で、ライブでもお披露目当初から好評だった「Lemonade」
Kuno加入前の旧体制時に制作しましたが、バンドで合わせてすぐに各パートがバチっと噛み合った覚えがあります。

【Vo. KANARIA】
この曲を書いたのは2年程前。
少し重たいニュアンスの曲が欲しいと思って、思いついた歌をそのまま口頭でYo-heyに伝えて、ギターで形を作ってもらってバンドへ持ち込みました。
100年醒めないキスをして、のサビ前に入るジャカジャーンと楽器を鳴らすフレーズは、実はギターで原型を作るタイミングで出来た偶然の産物。
全体的にベースが主役を張るこの曲は、加入決定後「Kunoと相性が良いだろうな」と、合わせるのが一番楽しみだった。
ギターリフの雰囲気も刹那的な歌詞そのものみたいで、疾走感を加速させるドラム共々とても良い。
「馬鹿な女に泡を吹かす」刺激の強い音が欲しい。
それを「腹をすかせた狼」たちが形にしてくれた、まさに「キラー」チューン。

【Ba. Kuno】
始まりから終わりまで全部ベースソロ。

【Gt. Yo-hey】
最初は歌とギターのみ原型があり、Cherry Coke同様バンドの化学反応で今の形になる。
頭のベースリフは、最初はもっとのっぺりしていた記憶。
Kuno加入にて楽曲の勢いは増し、更にドスの効いた方向へ変化した。
ちなみにライブでは、頭のKunoのベースリフで全てが決まる。例え走りすぎてAkaidaがKunoを睨んでも、全てはKunoで決まるのです。

【Dr. Akaida】
8ビートが疲れますが
気合いで頑張ってます。
でも、最近は少し手抜いてます。
何故なら
8ビートが疲れるからです。

本当はもうちょい、
アクセントとかダイナミクスとか
意識したかったんですけどね。
精進しなければなぁ、
と思う所存です。

ちなみにこの曲の
ドラム恍惚ポイントはありません。
心を無にして
8ビートを刻んでるからです。
悦に浸る暇は無いのです。
何故なら
8ビートが疲れるからです。

◎Lemonade（歌詞はこちら）は2020年4月リリースの配信限定シングル「Cherry Coke / Lemonade」に収録。現在DL販売、サブスクリプション各社で配信中です！
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