このままじゃ社会に殺される
働きたくない。
本当に本当に本当に働きたくない。
☆前回までのあらすじ☆
出版業界に行きたいドーナツちゃん。しかし結果は大惨敗に大惨敗☆
最近では第一志望でもお祈りを受け、もう一年やり直すことを決意。でも両親は22卒で就職をしてほしそうので仕方なく他業界を見始め──！？
※あらすじといいながらnoteに書いてないです
昨日、今のところ第一志望（not出版です）の企業のopenworkをみた。openworkってどんな企業もボロカスな口コミが書かれているので、見ない方がいいのは分かっているのだが、あまりにも第二志望業界の実態が見えなかったので、好奇心で見てしまったのだ。
「受験シーズンは週に一日しか休みがなく、唯一の休みは寝て終わります。きついです。始業時間は昼からですが、受験シーズンは午前中から夜中まで働かされます」
「きつい。春は休みが取れるが、受験シーズンは休めない。地獄」
……は？
週に一回休み…？え？無理じゃない？毎週6連勤？
さて今の私の生活を見てみよう。
大学はオンライン授業で家から一歩も、何ならベッドから一歩も動いていない。
大学四年生なので、授業は週7コマしかなく、全休が2日あるので実質週休4日だ。
バイトは週に３時間×2日。つまり週に6時間しか働いてない。
こんなぐうたら生活している私に週6日も働けと！？！？！？！？！？
しかも業務内容もなかなっきつい？転職しにくい業界？？？離職率クソ高い？は？は？？？？
ぜっっっっっったい鬱で死ぬ。目が死ぬ。体が死ぬ。生気がなくなる。そこまで情熱を持てずに死ぬ。死ぬ死ぬ死ぬ。殺される！！！！！
出版は、いくらブラックでも大好きなので絶対に頑張れる自信があった。元々好きなことには熱中するタイプで、没頭すれば寝食を忘れるほど夢中になれた。そして現に私は大学時代、週6日、残業150時間もこなせたことがある（※計算したら【その頃の授業部活バイトの時間−（8時間×5日）＝150時間以上】だったため残業150時間と表記。1年くらいその生活は続いた）。
それはあくまで好きだったからできたのだ。これにさらにyoutubeを見るために徹夜やら趣味のために無理して寝なかったため体を壊したのだが、きちんと寝れば好きなことのためなら残業150時間くらいできると実感した。
だからこそ、出版は絶対にできる自信があったし、好きなことのためなら「ワークライフバランスなんかくそくらえ！24時間仕事がしたい！！」とさえ思っていた。しかも高給だし。生活ができる保証も大好きな漫画が買える保証も読める時間の保証もあったので、ブラックなことは1ミリも気にならなかった。
でも！！！！！第二志望業界にそこまでの情熱はねえ！！！！
第二志望業界、勘のいい人なら何の業界かわかるかもしれないが、ブラックで有名な業界だ。しかも給料もよくない。生活はできるんだろうけど、そこに大好きな漫画が買える保証も読める保証もない。そして趣味の時間もない。え？死ぬくない？無理じゃない？
私は意地でも趣味の時間を確保するタイプだ。しかし、社会人って全然趣味の時間がない。8時間労働に残業なんてすると1日に9～10時間は拘束される。8時間寝るとすると残りは7時間。そこに通勤時間やご飯、お風呂の時間を抜けば残りはだいたい4時間くらい。1日4時間しか自由な時間がない。絶対に耐えられない。だからこそ仕事を趣味にしたかったし、やりたいことを仕事にしたかった。だから出版かエンタメ業界しか考えられなかった。
だからこそ、そこまで情熱がない、趣味になれない業界に毎週6日さらに残業までも働ける自信はないんです。無理です。
「じゃあホワイトな業界行けばいいじゃん。ワークライフバランス重視の」という人がいるかもしれない。そしたら残業なしなので、自由な時間がだいたい５時間くらいに増える。これを就活軸にする学生も多いだろう。だが、私は無理である。1日5時間の自由のために8時間×5日も我慢できない。耐えられない。やりがいがないと、3時間でさえ働きたくない。
それを実感したのはバイト。就活のため、今働いているバイトにプラスしてもうひとつバイトを始めたことがある。簡単に言えば事務系のバイト。高給で、働く時間も融通が利いて、当欠もできてそして楽。一見、すばらしく理想のバイトだった。しかし即辞めた。つまらなさすぎて鬱になりそうだったからだ。バイト中は何も考えなくていいのだが、それが死ぬほど苦痛だった。もちろん楽しいことも嬉しいこともあったけど、でも辞めた。やりがいがなかった。頭が活性化しなかった。週に3日×3時間という最低限の時間しか入れてなかったが、それでも辞めた。無理だったのだ。どうしようもなく。
それ以降、私の就活軸から「ワークライフバランス」という文字が消えた。説明会に行っても興味が持てない業界は見なくなった。
多少残業しても、多少ブラックでも、楽しくてやりがいがあって趣味にできる仕事がいい。そう思った。そして選んだのが、出版。あとはエンタメ。まさに私の理想だった。
しかし結果は惨敗。仕方なく見た第二志望業界。でも週6日！？受験シーズンは朝から夜中まで！？！？しかも給料は安い！？ブラックって言ってももっと慈悲があると思ったよ！！！無理だよ無理！やりがいはあるけど趣味ができないし無理だよ！！！仕事が趣味にできない業界だよ無理！！企業に殺される！！！
じゃあ別業界を見るか？それも無理。だって興味が持てない。志望理由もない。琴線にも触れない。ホワイトといわれる金融も説明会で私には合わない感が強かったし、ITも正直「私はしないかな」感が強かった。説明会や選考に参加してそこで自己分析をするのは楽しいけど、実際に働くとなると「え～しないかな」感がある業界ばかりだった。
でも仕事はするしかない。だって憲法30条に納税の義務があるから。学生が終われば働かなくてはいけないから。あと両親が22卒で働くことを望んでいるから。だからどこかに行くしかない。惨敗した出版以外のどこか。
でも第二志望業界、あそこに行けば残業で心身共に疲れ、殺される。
それが嫌で他業界に行っても、興味が持てない仕事を毎日8時間やらされて、苦痛で鬱になり殺される。
もう無理じゃん。私無理じゃん。このままじゃ社会に殺される。逃げなきゃ。でも働く義務が。ああでも逃げなきゃ。むり！むり！
働きたくない～～～～～！！！！！！！！
☆
ブラックに洗脳された大人は「甘えるな」と言いそうだけど、きみたち洗脳されてるからそんなことが言えるんだよ。洗脳されてない私には無理だよ。
「世の中には好きなことを仕事にできるのは一握り」？いや知らないよ。そんな人の事情なんか。その人がその仕事を選んだんでしょ？なら仕方ないじゃん。それを他人に押し付けないでよ。いやならやめれば？人手不足な業界は山ほどありますけど？
そうとしか思えない、甘々大学生ドーナツちゃんで～～～～～す！！！
そもそも、何のために働くんだろう。
生きるため？ならフリーターでいいじゃん。バイトなら責任もないしさ。やめようと思えば即日辞められるし。
彼氏もいないし、だから結婚もしないし、家庭を持つ気もないし、マイホームもいらないし、人生に何か仕事以外の目標があるわけじゃないし、じゃあなんで働かなきゃいけないんだろうね。就活しなきゃいけないんだろうね。
そう考えると、何も理由がなかった。
就活する理由。それは完全に納税の義務があるため。あと両親のため。それ以外なし。なんなら出版も、別に働かなくていい社会ならわざわざ働かなくていいのかなと思えた。
国のため、人のため、就活してやってるけど、企業は祈るわ、ブラックだわ。なんかクソな社会だな～～～と思えた。人生において目標がなんもないな。できても祈られ拒否されるし。生きる希望もない。
10年後、20年後、30年後、私は何の目標を抱いているんだろう。でもそれって完全に就いた職業によるよね。出版なら出版の目標が、第二志望業界なら第二志望業界の目標が、フリーターならフリーターの目標が。じゃあ今は何も目標が建てれないよね。だって将来何してるかわからないから。目標立てても拒否られるし、なんも見えないじゃん～～お先真っ暗～～～死と一緒じゃん～～生きる意味とは～～～～？？？
となんか将来に希望が見いだせなくなったnoteでした。社会人の方が読んだら不快に思うかも、ごめんね～
おやすみ。