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首都圏梯子ライン ベスト10(後編)4位~1位

おまたせしました。一日券を買って各駅を飲み歩きたくなる、首都圏梯子ラインランキング、いよいよ4位から1位をご紹介します。このランキングは、駅前の酒類提供飲食店の軒数に、50年以上続く老舗酒場のようなランドマーク級飲食店の存在を加味してまとめています。

4,常磐線(首都圏)

4位は常磐線。上野からはじまり、北千住や松戸、柏、取手とベッドタウンを経由し、郊外や土浦、水戸、さらには日立、いわき、仙台までを結ぶ路線です。
常磐線の特長は、なんといっても沿線の酒類メーカーの工場や醸造所の軒数。大手では、松戸に合同酒精と宝酒造、取手にキリンビール、ちょっと離れて守谷にアサヒビールがあります。これらの沿線で造られる缶ビール、缶酎ハイは首都圏で消費される半数以上になります。

【上野】「北畔」

いまではすっかり飲み屋街になったアメ横。若者が多く、昼間から大騒ぎしているイメージがありますが、ここにも雰囲気のよい老舗酒場があります。「北畔」は、昭和34年から続いてきた民芸調の酒場。昭和の集団就職で東京の玄関口となっていた上野駅前らしい、みちのく郷土料理の店です。多くの人が、ここで故郷を思い出していたことでしょう。

【三河島】「春駒本店」

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