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「私の部屋がアトリエになった」で良かったのか。

先日、久しぶりに絵の具を
を使ってみました。
これで目で見た色を再現するのです。

まず、パレットに絵の具をだします。
樹脂製の白いパレットです。

赤、緑、薄緑、黄色、白を出しました。

バレットの混ぜ合わせるくぼみに
絵筆で適量とり混ぜます。

絵筆は平型のものを使いました。
まず、緑。

白いパレットに鮮やかな緑の丸が
現われました。

湖の深い緑を再現しようとしています。

プリンターではこういった染料で
つくる色はCMYKと4つの色を混ぜて
作り出します。

C・・・シアン(Cyan)
M・・・マゼンタ(Magenta)
Y・・・イエロー(Yellow)
K・・・キー・プレート(Key plate)

ところが、
絵の具でこのように
シンプルにはいきません。

厳密に見ると
湖の表面は太陽の比光で幾分反射し白く見えます。

油絵だとキャンパス上で
絵の具がマーブル状に混ざったりして
微妙な変化がつきますが
今やっているは水彩なので
どちらかというと
のっぺりした色調になります。

つやつやの湖の水面は難しいです。

モニターなど画像の色はすRGBと三つの色を
まぜて作り出します。

この場合、絵の具ではなく光です。

R・・・Red(赤 )
G・・・Green(緑)
B・・・Blue(青)

この三つを混ぜると白になります。
絵の具はCMYKを混ぜると黒(っぽい色)になります。

極めてアナログです。
混ぜる絵の具の分量とか
水の量は
目分量です。

同じ色は二度と作れない
という感じです。

私の知り合いが印刷屋さんを
されています。

横で見ていますと
インクを鉄板の板を切り出したようなもので
コネコネ、コネコネされています。

果たして「ちょっと量が足りない」となったら
どうするのだろうか。

それを見越して
多め、多めにつくっていう風でも
ありませんでした。

インクはインクでまた
色のつくり方が違うようです。

なかなか奥の深い絵の具の世界です。

あとそれと、アナログというのは
手が汚れます。

見るからにデジタルの
デスク周りなのですが、
たくさんの量、長時間、
絵の具を使うと
見た目が
アトリエになってきます。

絵の具が飛びますし、手につくので、
下手するとモニターやPCが
絵の具まみれになります。
またマジックと違う汚れかたです。

新鮮な感覚だけとちょっとね。
抵抗もある…。

せめて良い作品が書ければ
報われるのですが。

絵画教室行こうかな。


最後までお読みいただき
ありがとうございます。
昔、「全日空」の飛行機を写生して
「金日空」とかいてしまいました。

明日も書くことを
続けます。


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