小さな変化。
最近、仕事を変わったのですが、
そこである小さな変化を
感じたのです。
今日はその出来事に
ついて書きます。
みなさんの職場にも
社員食堂や休憩室が
あると思います。
そこにテレビって
置いてませんか。
私の以前いた職場にも
今の職場にも
テレビがあります。
最近のテレビに対する
感覚はローコストで
ランダムな情報が
手に入る端末という
感じがしています。
で、
そのテレビなのですが、
以前の職場ではお昼の時間に
スイッチが入れられます。
そして、チャンネルは
NHK一択です。
だから、毎日、お昼は
NHKの放送を見ています。
何年も。
しかし、
今の職場はテレビが、
同じく食堂兼休憩室に
置いてありますが
みんな休憩時間がバラバラなので、
各自が見たいチャンネル、
番組を見ます。
そこである変化があったのです。
我が家場合、ネット社会の
普遍化により家でテレビを
見るのは、ほぼ私だけに
なっています。
そうすると、テレビは
私がを見たい時間に
スイッチを入れると
見たい番組を表示してくれます。
考えると
当たり前なのですが
大体いつも見るチャンネルや番組が
決まってくるので
前回見た状態のチャンネルに
なっていることが多いのです。
つまりいつも好んで見る
チャンネルがあり
そこにいつも設定されている
だけのことです。
それで今の職場に話を戻します。
職場では
色々な時間に、色々な人が、
テレビを見ますので、
基本、テレビのスイッチを
入れた時、チャンネルは
ランダムに表示されます。
つまり、前の人が
最後に見ていたチャンネルです。
おそらく、職場のみなさんも
お気に入りのチャンネルや番組が
あることでしょう。
そこで私は、
今の職場に通いだして
間もないということもあり、
他の方が
見たいであろうチャンネルのまま
変えないでおくことにしました。
ある意味
余分な配慮をしてみたのです。
するとどうでしょう。
今までありきたりの形で
ニュースを提供していたテレビが
新たな創意工夫を凝らし
ニュースを伝え始めたのでした。
あるチャンネルは、
罪を厳しく追求する目線で、
白日のものに罪を照らし出す表現で伝え、
また、あるチャンネルは、
世間の闇の部分にはあえて光を当てず、
根本的な問題点に着目し合理的な分析を行なってみせる。
などです。
また、アナウンサーやタレントの採用状況を含めると、
様々な表現や演出がなされているのです。
曲ごとにアナウンサーのキャラクターには
バイアスが感じられるし、
タレントもよく出演するチャンネルというものが
存在するからです。
極めて当たり前のことかもしれませんが、
チャンネルを固定化していた私にとって、
とても新鮮な情景が目の前に
展開されたのでした。
これは私に新たな気づきと
興味をもたらすことになりました。
とても良かったです。
些細なことですが。
ネット社会というのはある意味
指名買いの世界であり、
アプリケーション側でも
閲覧者側の思考に寄せる
傾向があります。
全世界で見られているYoutube。
きっと私が見ている初期立ち上げ画面と
みなさんの画面とはおおいに違うことでしょう。
このような変化を
いまやレガシーシステムとなりつつある
テレビに気づかされたことで、
意外にテレビは今後も
生き残り続ける仕組みなのかなと
思ったのでした。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
年齢とともに見るチャンネルは変わりました。
これからも書くことを
続けます。
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