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シンプルなデザインと。

今日グッドデザイン賞の受賞作品を
見ていた。

中でも今日見ていたのは
生活家電のものだった。

生活家電というのはもともと
昭和30年から48年の高度成長期時代
頃に家庭の中に浸透していった。

その後も生活家電は普及し続けるが
どんどん高機能化していった。

今日見ているグッドデザイン賞を
受賞している生活家電は
それに反するように
ごくごくシンプルな外観
あるいは機能すらシンプルなものが
多い。

デザインというのは他と違いを
主張するのが常なので、
複雑で多様化する世の中であれば
当然こうなるのだろうか。

そう思いながら
次々と見ている。

ここでは10点紹介されている。

  1. 冷凍庫

  2. 電子レンジ

  3. 冷凍ゴミ箱

  4. 加湿器

  5. 空気清浄機

  6. 電気ケトル

  7. ファンヒーター

  8. テレビ

  9. プロジェクター

  10. 小型冷蔵庫

どれもシンプルだ。
これらを家に置いて生活すると
さぞかしすっきりした気持ちで
生活できるだろうと思う。

色もシンプルなモノトーンが多い。

しかし、最後まで見ていて
ひとつだけ、すっきりしないところに
気づいた。

  1.  生活空間のちょっとした空きスペースにもフィットする、スリムな・・・

  2.  機能もデザインもミニマル、安心して「お任せ」できる・・・

  3.  家庭の衛生ゴミを凍らせて、ゴミ出し時の不快感を低減する・・・

  4.  新鮮で清潔な水で加湿する、くつろぎをもたらすま・・・

  5.  1部屋に1台を実現する、コンパクトでミニマルな・・・

  6.  表示が見やすく認識しやすい、5段階の温度設定が可能な・・・

  7.  部屋中に持ち運びできるコンパクトな・・・

  8.  誰でも簡単に壁掛け設置できる、超軽量薄型・・・

  9.  自然と飾っておきたくなる、小型・・・

  10.  あらゆる生活空間になじむ、家具のような・・・

それは、製品のタイトルが長くなるということだった。

つまり、製品があまりにもシンプルなので
見ただけではわからないからなのかもしれない。

そう、シンプルということは説明が
意外と必要だったする。

見た目のすっきり感だけで進めてしまうと
お互いのすっきり感に違いがあることが
後々、思い違いになってたりする。

「あぁ、これはこう言う意味だったのか」
「あぁ、これはこのためにあったんだね」
などである。

だから、シンプルなものほど
価値観を共有するひとと
使わないと
意外な受け止められ方をする。

そのうえで、誰もが見てわかるデザイン。
誰もが見てわかる使い方。
誰もが見てわかる価値。

これを目指すべきなのだろうと
思う。

グッドデザイン賞とりたいなぁ。

出典:noteグッドデザイン賞事務局のページから

ここまで読んでくださり
ありがとうございます。
良いデザインは見ているだけで気持ちがいいです。

明日も書くことを
続けます。

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