過去への寄り添い方
自分の過去を振り返る時、それは自分が成長するという目的を達成するために行うと思う。
自分が過去におこした経験、失敗を、また同じことを繰り返さないための糧として、勉強するための材料になるから。
人間は誰しも成長したいという思いがあるような気がしてて、だとすると過去を振り返ることは、生きるために必須なことだ。
だけど、過去に寄り添いすぎてしまい、成長するための材料ではなく、失敗から自分を責める、悲しみに浸るための材料にしてしまうと、タチが悪い。
過去というやつらは、悲しみや痛みを増幅させる魔法を使ってくるから。
私もその一人で、その、というのは「成長すること」の材料としてではなく、「悲しみや痛みを増幅して感じること」のための材料として使っちゃう人間で。
良くないですよね。
わかってるんですけどね、そのゾーンに入ってしまうと、自意識では戻ってこれないことが多々あるんですよ。
それじゃあどうするか。
ここ最近仕事を休職していて、もう戻ったのですが、休職中は自分の考え癖についてばかり考えていました。
冒頭に述べたのは、その一つ。
で、出た答えとして、これ多分どっかで読んだところからの引用になっちゃうんですけど、
過去に浸る時は、時間制限をつける
過去に受けた痛みや悲しみを感じた自分に、優しくしてあげる
どっちも、心掛ければ良いことだと思っていて。
つい、どうしてもそっち側に思考が飛んでしまうことが今後も多々あるんだろうから、それについて否定するのではなくまず受け入れて、そして上の2つを忘れないようにしながら、生きていくと良いのかな、と。
多分どっかで読んだやつだよな、と思うんですけどね。繊細さん、みたいなタイトルの本だったかな。
だけど、私自身、過去にきちんと向き合って、受け入れて、折り合いをつけて生きていく必要があると考えるからこそ、こういう思考ルールみたいなものが大切だと思っとります。
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